石橋定巳
昨年9月に計画した「北海道駒ヶ岳登山」は、平成30年9月6日に発生した「北海道胆振東部地震」により直前で中止になりました。
今回の北海道駒ヶ岳登山は1年越しの再チャレンジとなりました。ちょうど1年後となる9月6日に現地に入り、7日に駒ヶ岳ファンクラブ9名での山行となりました。
当日は、函館新聞の今井記者が同行され、我々は取材に応じながら、溶岩のザラ道を直登し、大汗をかいて、現在登山が許されている馬の背まで登りました。その先は危険区域で登山禁止です。
前日の9月6日は、大沼の見どころをご当地出身の黒崎さんに、地元の同級生を訪ねながら案内していただきました。
昼食後、田口会長の到着を待って大沼公園を散策、その後湖畔を半周して、駒ヶ岳神社を参拝し、大沼国際セミナーハウスを見学中に、函館から駆け付けた藤田さんが合流しました。
グルメレストラン「リバージュ」のオーナーも黒崎さんの同級生。クルーズ船でコーヒーを飲みながら大沼を回遊するなど、贅沢な旅になりました。
その後、黒崎さんのご実家の「浄土真宗・源雄寺」というお寺に向かいました。実兄の二代目住職からは、ありがたいお経とお話を拝聴し、住職の自筆の天井絵と襖絵も拝見することができ、その出来栄えに一同驚愕しました。
夕食も同級生の店でジンギスカン。明日のエネルギーを蓄えることができました。
こうして、二年越しの「北海道駒ヶ岳」登山は、多くの事を経験でき、有意義な時間となりました。
いろいろご配慮していただいた黒崎さんに感謝です。
参加された皆さんご苦労様でした。
大沼駒ヶ岳神社参拝、昔はここが登山道入口でした。
かつてここで駒ヶ岳サミットが開催されました
リバージュクルーズ船で回遊、駒ヶ岳全容が雲でかすかに
オーナーが船長、橋の下も見事な舵さばきです。
湖月橋を背に記念撮影
リバージュ湖畔はモネの絵画のようです
山川自然牛乳のソフトは濃厚
黒崎さんご実家・源雄寺
実兄自作の半畳の天井絵は本堂に70枚
右奥の襖絵のユニークな赤鬼、青鬼など
左奥の家族の歴史襖絵
進行中の裏襖の涅槃図
虚子の子弟句碑 駒ヶ嶽 聳えてここに 沼の春
豪快なジンギスカン料理の手ほどき
早朝プリンスホテルから雲が切れた剣が峰をとらえました。
6合目駐車場で今井記者に田口会長からクラブの書籍進呈
登山開始、見送りの黒崎さんとはまた後でお会いしましょう
雨でえぐれた溶岩道を直登
群生する白玉の木の実はサロメチールの香がすごい
振り向けば大沼・小沼が一望
CIMG7206.jpg 馬の背到着、この先は自己責任です。
コケに彩るチシマギキョウ
こちらはイワキキョウ?