清水川 修
3月21日福島県いわき市の湯ノ岳を登りました。
湯ノ岳は標高593mの山で、安政年間にこの山で石炭の露頭が発見され常磐炭田が始まりました。
湯ノ岳を眺める
ここから始まる「いわき七座」を半分でも縦走しようと思い、朝6時にいわき市内を出発しましたが車の前輪左がパンクし、結局この山だけを登ってタイヤの始末をして秋田に帰りました。
「いわき七座」の行程は30kmほどもありますが、しっかりした登山道が整備されています。しかし、今回は所々で観光道路が分断しており、道路を渡るときに登山道を見失い、私はここから粗い藪をこいで頂上に向かいました。
湯岳観音堂跡地の看板
湯ノ岳からは太平洋が見えて、気持ちがよい山です。
いわき市は佐竹や岩城の家臣たちの故郷でもあり、四百年前の別離と旅立ちを思いながらの登山でした。