木本 桂春
4月某日、朝陽の出る頃に合わせて車を走らせ、小滝渓谷へ。
根地谷入口付近から上駒ヶ岳、奥に霞んでいる。手前は小蓮華山
小滝渓谷へ入る。全山石灰岩の明星山
明星山の大岩壁群。P6フランケ・墓石稜など
小滝川の底から500m。初登攀争いに参戦したこともあった。
発電所からがけ崩れで、林道を歩く。源頭は朝日岳で、登山家・塚本繁松はここを小滝渓谷と名付けた。
右岸では桜が山を上り、春の水が躍って下る。
渓谷の奥の白い山は栂海新道の黒岩山。夏の縦走の偵察で林道を確認した。1時間歩き戻る。釣り人1人とすれ違う。