木本 桂春
14日、梅雨が緩みそうなので蓮華温泉から朝日岳方面の登山道の状況を見に出かける。
午前6時の蓮華温泉駐車場には車が2台のみ、登山者は誰もいない。
例年なら登山者の気配がする時期だが、人の気配がしない。鬱蒼たる木々の緑の中の木道を行く。水分の含んだ木道は滑る。老残は転倒に注意して歩く。
兵馬ノ平の小さな湿原には花が乱舞。
玉の露とアヤメ
名も知らぬ蝶と花
ギンリョウソウ
他にギボウシ、ゴゼンタチバナなど沢山。
灌木の間に続く急崖を瀬戸谷橋へ、谷は増水しているがびくともしていない。
瀬戸谷橋を渡り、白高地沢の右岸を歩く
沢音を聞きながら白高地沢橋へ到着。ここから30分歩き、朝日岳への中間点で引き返した。
穏やかな白高地沢と残雪の朝日岳
登山道には人の気配がなかった。朝日小屋は今年はやっていないので、テント泊の予定。果たして梅雨明けは来週来るのか。
朝日岳から下駒ヶ岳への栂海新道を歩けるか。
老残の試練の山行を思いながら下山する。