気になっていた春日山城に寄り道

谷　和代
　今年の望年登山は、越後の米山（米山の駒ヶ岳）です。
　私は、以前車で近くを通り気になっていた上越市の春日山城に寄り道して集合場所に行くことにしました。
　９月３日（土）早朝、家を出て東京駅から上越妙高駅まで北陸新幹線を利用し、上越妙高駅からは「えちごトキメキ鉄道、妙高はねうまライン」を利用して高田駅に下車、雁木通りを通って高田城址を見学しました。
　その後、高田駅に戻り、1時間に1本しかない10時26分の電車に乗り、春日山駅で下車。駅前には何もなく、歩いて40分の上越市埋蔵文化財センター前の騎乗の上杉謙信像を見て、大手道入口から春日山城に入りました。
　クマ出没注意の看板を目に、ひっそりとした道を歩き、番所を過ぎ、長い階段を登り、南三の丸、柿崎屋敷、上杉景勝屋敷、鐘楼阯、井戸曲輪、天守閣阯、と巡り、本丸に着きました。ここからは、日本海と明日登る米山が望めるのですが、今日は霞んでいました。
　少し下ってから三の丸、米蔵、二の丸と登り返し、護摩堂、毘沙門堂、直江山城守手宅阯、虎口などを経由して、春日山神社を参拝。謙信公銅像を下から仰ぎ見て長い階段を下って、林泉寺に向かいました。
　上杉謙信のお墓のある林泉寺は、コロナ感染症予防のため見学は出来ず、柵の外から総門と山門をみて駅に戻りました。
　春日山駅から予定より早い13時47分の電車で直江津に向かい、直江津で信越線に乗り換えた車中で伊達さんと一緒になりました。
　上下浜駅に木本さんが迎えに来てくださり、今日の宿であるマリンホテルハマナスに到着しました。部屋に荷物を置いて一休みしてから周辺の散策をしました。
　釣り人のいる砂浜では可愛い花も見つけました。
　各地から集合した会員の皆さんと久しぶりの挨拶を交わしました。
　17時26分、美しい夕日を眺めて、18時から望年登山前日の宴会が始まりました。
　前も横も座席を離しての会場で、密にならないけど会話が遠い、８ヶ月ぶりのファンクラブの集いでした。