藤田 輝己
3月のブログにも書かせて頂きましたが、山梨県は周りを大きく4つの山塊群に囲まれています。
今回はその山塊の一つ「御坂・天子山系」の最高峰、毛無山1964mに登った報告です。今回で3度目の登頂ですが、駒ヶ岳ファンクラブ通信106号の木本さんの活動報告「富山県の一・二等三角点全山踏査」を読ませて頂いて、感動とともに凄い!!の一言で、私も登りたくなりました。
三角点設置の基準等は専門家の平井さんにお任せしますが、山梨県内にも5か所?くらいしかないと思いますが、これは我が町にある素晴らしい一等三角点の代表格と言っても間違ってはいないと思う毛無山の魅力を紹介したいと思います。
山頂の一等三角点!!
チョッと見栄えは良くないかなぁ~?
でも、後ろを観ると最高です。 富士山を麓から山頂までの大迫力です。
朝霧高原から山頂までの一望
三角点から数歩歩くとこの迫力!
毛無山山頂の三角点と富士山
今回も、下部温泉(山梨側)からの毛無山登山ですが、ここには戦国時代甲斐・武田信玄が上洛途中の全国制覇の果たすべき一歩前まで財力を支え、武田氏滅亡後は、徳川幕府の御金蔵を潤した金産出の山でした。
山頂までの登山道にはその名残が点在しますので、そこも紹介したいと思います。
毛無山登山口、駐車スペースが10台弱 登山時に3台駐車
毛無山・中山金山の謂れ
中山金山の当時の施設分布案内 駐車場から80分
女郎屋敷?とありますが説明文には確証なしと・・・。
精錬場跡、大きな釜戸の様な石組みの遺構
武田時代と徳川時代とでは、金鉱石の採掘方の違いが判る
周辺の斜面に採掘場の坑道やテラスが点在していた
採掘現場や精錬場を見下ろす場所にある監視所?
遺跡群から水場を通り過ぎ、第二地蔵峠までの登り
尾根道に出るとそこは地蔵峠 富士山が眼前に迫る!
ここで静岡県富士宮市からの登山道と合流
第二地蔵峠からの富士山、ここまで駐車場から110~120分
明るい尾根道では右側に富士山。その先は丸山までの急な登り路が続く。
(その2)につづく