駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

日々散策(11月08日)

北村 健治
 昨週末から晩秋の寒さを感じる様になりました。
 昨週はシンビジュウム、クジャクサボテン、今秋は月下美人、クラッスラ、アロエの冬囲いをしました。
 8日(日)は、散策のコースを工場団地にしました。気になる蔓植物が果実を付けていました。

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工場の塀の沿って散策路となる緑地に、小型の〇〇柿でしょうか? 色はいいのですが、渋柿でしょう。

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工場空き地の鉄柵に絡んでいたヤマイモのムカゴ(零余子)です。一握り戴きました。

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塀沿いの藪や垣根のいたるところに蔓を伸ばして繁茂するヘクソカズラ(屁糞蔓?)別名ヤイトバナ(灸花)、サオトメバナ(早乙女花)

 花は小さな釣鐘型で花冠は白く内面が紅紫色で、灸の跡に似ていると言われる。左巻きの全草に悪臭があることによる不幸な正式名称である。

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垣根の藪にからまっていたエビズルの果実は黒くなる前で黒真珠のように綺麗だ。葉が深く切れ込んでいるのでキクバエビズルでしょう。

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空き地や垣根沿いなどいたるところに進出してくるイヌホウズキ、白い花が房状に咲いて数個の果実が垂れ下がり緑色から黒色になる。歩道の植込みの中などには、よく似た刺のあるイガホウズキもあり、いずれも最近は里山が無くなったので外来種などと共存している。