藤田 輝己
2月20日、定期帰省で田舎に帰ってきました。
朝のうちに片付け仕事を終えるとお昼間近。天気も良いので山梨百名山の一座、お隣の南部町にある思親山(ししんさん:標高1030.9m)が時間的にも手頃に登れ、富士山もきっと良く見えるだろうと、パンとお茶だけをザックに入れいざ出発!
思親山の名前の謂れは、日蓮上人が身延山で修業した折に、この峰越しに故郷房州の父母を偲んだという伝説から思親山の名前が付いたと伝います。
因みに身延山山頂には久遠寺の奥ノ院として「思親閣」と言う仏閣が有り、ここには父母・先生を偲んで上人自らの御手植えの杉の大木が有ります。
思親山は、富士・御坂・天子山系の山になります。
今回は図らずも一度は走ってみたいと思っていた「三石山林道」を全線走破することも出来ましたので、その林道の様子も(その2)で紹介いたします。
朝の内は閉じていた花も満開になった福寿草 いざ出発❕
林道は杉・檜の人工林の中を通り、ここは東海自然歩道とも重なる道
林道からの景色、左から塩見岳、白根三山の農鳥岳・間ノ岳・北岳
アップ(塩見岳)
アップ(白根三山)
林道と東海自然歩道の分岐点
目指す、思親山は前方か?
町営三石山林道と佐野峠林道との分岐点
佐野峠への道は車一台がやッとで、すれ違いは困難です💦
狭くて暗い峠への林道を出ると、眼前に富士山が飛び込む。
佐野峠は「新富岳百景」の一つに数えられており、駐車場には車10台は止められます。トイレも完備しており、実はダイヤモンド富士の穴場でした💛
佐野峠よりの山々で、富士山の左隣が、天子ヶ岳(1330m)、少し平らに見える山が長者ヶ岳(1335.7m)で、山梨百名山の一座です。
12時15分ハイキング開始、山頂までは45分の案内板。
熊が出ないことを祈りつつ。
東海自然歩道のコースですから歩き易く作ってありますが階段が多くて歩幅が合いません (汗💦)
山頂の二等三角点にタッチ❕
到着時間は12時50分、駐車場から35分で到着。
山頂からの秀峰「富士山」
山梨百名山道標
広くて明るい山頂広場
富士山アップで何か?雪形が見えるでしょうか?
山頂より西側方面、手前の丸い山は春先に登った、篠井山(1394.4m)
その奥の山並みで右側ピークが、十枚山(1726m)山梨百名山で、左側が下十枚山(1732.3m)南アルプス・安倍山系の山塊です
次回は十枚山辺りを狙いましょうかね (笑)
誰もいない明るい山頂で、のんびりと昼食タイム
下山開始時間、13時18分
佐野峠駐車場着、13時38分