藤田 輝己
身延山は地元の山です。
日蓮宗総本山「久遠寺」の山号として子供のころから慣れ親しみ、小学生の時は麓までの遠足、高校生では強歩遠足として山頂を経由して山を一回りしてくる参道を早川町に降りて、早川沿いの道から富士川沿いの道を通り、高校まで走らされたものでした。
山頂までの東周りコースでは登り2時間30分、下りが1時間30分、西回りコースは緩慢な道だが長いため、登り下りともに1時間位をプラスした時間で登山できる初心者向けのコースで山頂に行けます。
また、身延山山頂には、久遠寺の奥ノ院として「思親閣」と言う伽藍があり多くの信者が訪れて居ます。
その参拝信者の足として、昭和38年に久遠寺と山頂を結ぶロープウェイが完成し、麓と山頂との高低差763mを7分で移動できます。
今回は登山ではなく、そのロープウェイを利用し「ダイヤモンド富士」の鑑賞会に参加してきました。
土曜日の春の嵐が、山頂では雪でしたので寒い朝です。
午前6時19分、御来光です。
6時21分、太陽が全貌を表わす
日の光を浴びると寒さが和らぎます。太陽光のエネルギーは偉大です。
ロープウェイ駅舎、直ぐ脇が展望台、谷あいに見えるのは富士川
次回のダイヤモンド富士が見られるのは、9月30日から3日間です。
7分で登ってのこの景色は最高です
ダイヤモンド富士鑑賞会後は、奥ノ院「思親閣」のお参り
参道の左右には、遠く離れた父母を思って植えた、日蓮上人お手植えと伝わる大杉右が父親、左側が母親の杉の木
お父さんの大杉
お母さんの大杉
ご師範の大杉
お手植え杉の案内図
思親閣の三門、左右には阿形、吽形の仁王様が睨みを効かせて、奥の祖師堂を守っています
祖師堂の北西側に身延山標高:1153mの標柱あり、そこからの景色です
早川の谷を挟んで右側の富士見山その奥に、白根三山、塩見岳、荒川三山等の南アルプスの山群
真ん中の尖っている笊が岳、左側の布引山、白く煙っている上河内岳、一番左が青薙山
七面山(1989m)とその大ガレ、大ガレの右隣に横に白く見える所が、七面山・敬慎院にある随身門の遥拝台で春分、秋分の日にはダイヤモンド富士が見られます
東京が桜の開花宣言をした14日の身延山の枝垂れ桜は1分咲きでしょうか?
見頃は今週末です
これから、真ん中に見える山梨百名山の十枚山(1726m)に行く予定です。
チョッと、甘くみて反省の山でした (身延山からの遠望)