藤田 輝己
ダイヤモンド富士を鑑賞後、思親閣参拝、身延山山頂散策後、ロープウェイにて7分で久遠寺境内に戻ります。
身延山西谷地域にある宿坊や寺院の庭先には必ず「枝垂れ桜」があり、咲き始めたばかりの枝垂れ桜を観桜しました。
今年は例年になく早い咲初めで、満開になると西谷はピンク一面の谷に変わります。
咲き始めた枝垂れ桜 🌸🌸🌸
一足早いお花見を堪能この時点でまだ8時前です。一度実家に帰り、二度目の軽い朝食を食べながら十枚山登山の決行をしました。
頭を過ったのは「雪があるだろうなぁ~⁉」との軽い考えでした。お茶とお弁当をザックに入れ出発です❕
目指す「十枚山」
登山口部落からの山容、大きな鞍部に十枚峠1585mがあり、左側の山が下十枚山1782.3m(天津山・三角点あり)、雪の斜面が見える方が山梨百名山の十枚山1726mです。
剣抜大洞林道を走り、十枚山登山口には既に車4台が停車、林道もここから先は「冬季閉鎖中」でした
登山口看板には、登り3時間30分、下り2時間30分の表示
準備をして出発 ❕ 時刻は、9:40
目指す山頂が木々の間から、山の南斜面は檜や杉の針葉樹の植林地帯、北側斜面はブナなどの広葉樹の雑木林が多く、尾根道で明るい登山道を快適に飛ばします 時刻は10:11
ひたすら尾根道を登ります
岩小屋通過、時刻は11:12 ここから十枚峠まで20分の標柱
途中で下山してくる人に聞いたら、岩小屋から先は北斜面で雪の表面が硬化しているとの事。確かにアイゼン持参の人でした(汗💦)
山頂の積雪も20~30cmと、ますます心配に(汗💦💦)
十枚峠到着、時刻は11:31
固めの雪斜面をキックステップしながら登ってきました、大汗、冷汗の連続でした💦
朝方までダイヤモンド富士を見ていた身延山や、富士山を横に見ながら尾根道を歩くがここは雪が解け始めていて、ぐちゃぐちゃの滑りやすい登山道でした ここでも大汗💦
山頂直下、あと10メートル 先人が日向ぼっこをしていました
到着時刻、11:57
百名山標柱の後ろに富士山が・・・見えない。積雪は、20cm以上はありました
山頂から少し移動すると富士山が見えます
山頂からの周りの様子を山頂標柱からワイドで撮影、右から下十枚山、篠井山、篠井山上方に越前岳や位牌岳、愛鷹山等が連なっています
駿河湾、曲線美の綺麗な田子の浦の海岸線、その先は伊豆半島、ゴルフ場コースが見える三角形の山は、山梨百名山最低標高の白鳥山(568m)、その手前は篠井山(1394m)、昨年のちょうど今頃、2座共に登りました
北側には白根三山の北岳(3193m)が木々の間から垣間見えます
こちらも木々の合間から、塩見岳(3052m)周辺
十枚山は静岡県との県境上にある山で、静岡県安倍川の上流になります谷あいに見えるのは阿倍川で、その先の開けているところが静岡市で、そこから太平洋に流れ込んでいます
富士山のアップを撮ったら下山です
下山開始時刻は12:21 登山道の雪が解け始めて滑る登山道を滑り下ります 十枚峠は12:42通過
柔らかそうに見える雪面は氷化し始めていて、アイゼンがあれば着けるべき場所でしたが、キックステップで慎重にトラバスして通過。
可なりの斜面で滑ったら谷底状態の場所でした 大汗・冷汗💦
石小屋に到着 時刻は12:53 ここからは樹林帯で一安心
無事に登山口に到着 時刻は13:45 往復4時間5分の山行でした
2月の思親山登山の時に山頂から見た、十枚山が今回の登山となりましたが、前日の春の大雨が身延山山頂や、十枚山山頂では雪だった事を思いながらも、アイゼンなどを持たずに軽装での登山は「大いに反省」モノでした
大汗、冷汗をかいた後は、毎回お邪魔しているホテルでさっぱりと汗を流します❕ ここの湯は、後日の筋肉痛が出にくいです (個人の感想です)