駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

山梨百名山:「十枚山;1726m」(3月14日)

藤田 輝己 
 ダイヤモンド富士を鑑賞後、思親閣参拝、身延山山頂散策後、ロープウェイにて7分で久遠寺境内に戻ります。
 身延山西谷地域にある宿坊や寺院の庭先には必ず「枝垂れ桜」があり、咲き始めたばかりの枝垂れ桜を観桜しました。
 今年は例年になく早い咲初めで、満開になると西谷はピンク一面の谷に変わります。

f:id:komafun:20210318193644j:plain咲き始めた枝垂れ桜 🌸🌸🌸
 一足早いお花見を堪能この時点でまだ8時前です。一度実家に帰り、二度目の軽い朝食を食べながら十枚山登山の決行をしました。
 頭を過ったのは「雪があるだろうなぁ~⁉」との軽い考えでした。お茶とお弁当をザックに入れ出発です❕
f:id:komafun:20210318193703j:plain目指す「十枚山」
 登山口部落からの山容、大きな鞍部に十枚峠1585mがあり、左側の山が下十枚山1782.3m(天津山・三角点あり)、雪の斜面が見える方が山梨百名山の十枚山1726mです。
f:id:komafun:20210318193724j:plain剣抜大洞林道を走り、十枚山登山口には既に車4台が停車、林道もここから先は「冬季閉鎖中」でした

f:id:komafun:20210318193747j:plain登山口看板には、登り3時間30分、下り2時間30分の表示

f:id:komafun:20210318193805j:plain 準備をして出発 ❕ 時刻は、9:40
f:id:komafun:20210318193824j:plain目指す山頂が木々の間から、山の南斜面は檜や杉の針葉樹の植林地帯、北側斜面はブナなどの広葉樹の雑木林が多く、尾根道で明るい登山道を快適に飛ばします 時刻は10:11

f:id:komafun:20210318193847j:plainひたすら尾根道を登ります
 岩小屋通過、時刻は11:12 ここから十枚峠まで20分の標柱
 途中で下山してくる人に聞いたら、岩小屋から先は北斜面で雪の表面が硬化しているとの事。確かにアイゼン持参の人でした(汗💦)
 山頂の積雪も20~30cmと、ますます心配に(汗💦💦)

f:id:komafun:20210318193910j:plain十枚峠到着、時刻は11:31
 固めの雪斜面をキックステップしながら登ってきました、大汗、冷汗の連続でした💦
f:id:komafun:20210318193932j:plain朝方までダイヤモンド富士を見ていた身延山や、富士山を横に見ながら尾根道を歩くがここは雪が解け始めていて、ぐちゃぐちゃの滑りやすい登山道でした ここでも大汗💦

f:id:komafun:20210318193954j:plain山頂直下、あと10メートル 先人が日向ぼっこをしていました

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到着時刻、11:57
 百名山標柱の後ろに富士山が・・・見えない。積雪は、20cm以上はありました

f:id:komafun:20210318194028j:plain山頂から少し移動すると富士山が見えます  
山頂からの周りの様子を山頂標柱からワイドで撮影、右から下十枚山、篠井山、篠井山上方に越前岳や位牌岳、愛鷹山等が連なっています
f:id:komafun:20210318194050j:plain駿河湾、曲線美の綺麗な田子の浦の海岸線、その先は伊豆半島、ゴルフ場コースが見える三角形の山は、山梨百名山最低標高の白鳥山(568m)、その手前は篠井山(1394m)、昨年のちょうど今頃、2座共に登りました

f:id:komafun:20210318194114j:plain北側には白根三山の北岳(3193m)が木々の間から垣間見えます
f:id:komafun:20210318194315j:plainこちらも木々の合間から、塩見岳(3052m)周辺
f:id:komafun:20210318194338j:plain十枚山は静岡県との県境上にある山で、静岡県安倍川の上流になります谷あいに見えるのは阿倍川で、その先の開けているところが静岡市で、そこから太平洋に流れ込んでいます
f:id:komafun:20210318194357j:plain富士山のアップを撮ったら下山です
 下山開始時刻は12:21 登山道の雪が解け始めて滑る登山道を滑り下ります 十枚峠は12:42通過

f:id:komafun:20210318194419j:plain柔らかそうに見える雪面は氷化し始めていて、アイゼンがあれば着けるべき場所でしたが、キックステップで慎重にトラバスして通過。
可なりの斜面で滑ったら谷底状態の場所でした 大汗・冷汗💦

f:id:komafun:20210318194437j:plain石小屋に到着 時刻は12:53 ここからは樹林帯で一安心
f:id:komafun:20210318194455j:plain無事に登山口に到着 時刻は13:45  往復4時間5分の山行でした

2月の思親山登山の時に山頂から見た、十枚山が今回の登山となりましたが、前日の春の大雨が身延山山頂や、十枚山山頂では雪だった事を思いながらも、アイゼンなどを持たずに軽装での登山は「大いに反省」モノでした

f:id:komafun:20210318194543j:plain大汗、冷汗をかいた後は、毎回お邪魔しているホテルでさっぱりと汗を流します❕ ここの湯は、後日の筋肉痛が出にくいです (個人の感想です)