清水川 修
私ごとですが、3月4日、家の駐車場で350kgの米穀運搬用の台車を1人で軽トラから下ろそうとして、落っこちる台車に引きずりこまれてろっ骨を折り、右肺がパンク(気胸)して入院しておりました。
3月10日に退院しましたがリュックサックを背負っての登山は三ヶ月程度駄目だそうです。
人生で初めての体験で、当初は苦痛で寝返りもかなわず、
「空仰ぎ来し方思ふ落椿」
といふ惨めな寝姿でしたが、病院の完全看護の治療で今は大丈夫です。
一週間の入院生活でしたが三度のご飯の配膳車がたのしみで、ある日のスープにアスパラ菜の花芽が浮いていたのに感激しました。
「病床に春届けけり配膳車」
12日までの入院を覚悟していましたが、10日の回診で退院してもよいと言われ、空を飛ぶ帰雁よりもすばやく家に戻りました。
「病床の窓の彼方に帰る鳥」
登山でもスキーでも転ぶことなんかなかったのですが、転倒は大きな傷害につながりますので皆様も注意してください。
3月26日夕刻にわが家の近所の空き地に出てきたカモシカです。