藤田 輝己
1月の田川さんのブログ記事に、天子ヶ岳・長者ヶ岳新年初登山報告が有りました。下山後に見た田貫湖からの富士山に感動した内容でした。
今回はその田貫湖から見ることが出来るWダイヤモンド富士の写真と、その鑑賞後に、山梨百名山の一座、長者ヶ岳(1,336m)への登山、その隣にある伝説の天子ヶ岳(1,330m)までのピストン登山の紹介です。 天子ヶ岳・長者ヶ岳は、富士・御坂・天子山系に属す山塊で、天子ヶ岳は山塊の名前にも有るように天子山塊の最南端の山です。 三角点は長者ヶ岳にあり、天子・長者ヶ岳の南麓静岡県側に広がるのがキャンプ地で有名な人造湖の田貫湖です。
日の出は5時55分、ダイヤモンドに見えるまでは、1~2分で完成。
湖面にさざ波が出来ているのは、水鳥が泳ぎ回っているのと、岸辺の魚(ヘラブナ)の動きによる波で一寸、残念! 次回ダイヤモンド富士の出現は、8月20日前後の1週間です。
ダイヤモンド富士鑑賞後は、長者ヶ岳登山口に移動。
軽く朝食を摂り、1336mの山頂を目指します。
山頂までの予定時間は120分、6時40分に出発。
ここは東海自然歩道の本コース、大阪方面に向かって歩きます。(笑)
人工針葉樹林帯を抜けると、眼下に田貫湖を眺め、背後からは富士山からエールを貰いながら登ります。
カタクリの花 早朝のためにまだ開いていないモノが多い。
三等三角点にタッチ!
長者ヶ岳山頂(1,336m)に到着!! 到着時間は8時27分
眼下に田貫湖を臨み、富士山は真正面! 山頂は誰も居らず最高です。
富士山を背にすると、南アルプスの山並みを臨む。 白い山々は、右側から白根三山、塩見岳、荒川三山、赤石岳、上河内岳等
これから、天子ヶ岳へ。 予定時間は50分 8時42分出発。
上佐野分岐点:上佐野経由、佐野峠、思親山へのコース。 9時通過
天子ヶ岳は際だったピークが無く、ここが山頂の看板。この下に広い広場がと祠があります。 9時17分到着
山頂標識の少し下の広場には、瓔珞(ようらく)つつじと、伝説となった大きな説明看板があり。
「瓔珞つつじ」のいわれ
天子ヶ岳からの富士山 長者ヶ岳に戻る。 9時20分
富士山のアップ画面、大沢崩れの上部に「能の翁面」が見えませんか?
可愛い山頂看板ですが、天使:エンジェル違いですね(笑)
再度、長者ヶ岳山頂に戻る、白根三山の北岳を臨む。 10時8分到着
富士山を眺めながら、ゆっくりとブランチタイム。
富士にはフジパンがよく似合う(笑)。ブランチしたら下山です。10時30分下山開始
朝は萎んでいたカタクリの群落の花も開花していて、この時期に見られるとは思いませんでした。 10時40分通過
11時19分、無事に登山口到着。
田貫湖北側サイトからの富士山、水位上昇でボート桟橋が水没中です💦
4月21日(水)の静岡県からの富士山ですが、同じ日に谷さんも高尾山から富士山を眺めて居たのですね。お疲れ様でした。