仲 徳治
6日朝、曇天ながら湖対岸の山がみえ少々安心。
6時中宮祠で登拝ご守護を受けて鳥居をくぐり抜ける。
1合、2合、3合と石碑を脇に見ながら原生林の道を上って行くと林道に出た。此が地図のジグザグの林道の様だ。30分位林道を歩く。自然保護の為に脇道を作らず登山者も林道を歩くとか。
標高1575m、4合目の鳥居の所から登山道に入り、頂上迄、登り一辺到の石ころ道を上っていく。
植林はなく、神社の境内なので下から頂上迄自然林です。
8合目に小さな社と大きな鎖がありました。この岩が「胎内くぐり」という名前が付いているそうです。江戸時代からの鎖が残っていました。登山路はゴロゴロ石ばかりでなく、火山灰土の沢状の法面も有りました。登山路の維持にグリーンの土嚢が敷いてあり、それを木杭で止めて有りました。
2392mで視界が開き、薄日の中に富士山が南南東に見えました。
今年はシロヤシオが当たり年の様でしたが、今は花の季節は終了、終わってもアカモクが登山路脇に咲いていました。
頂上の少し下、2400m付近が火山灰土の砂礫登山路。展望は効きますが階段状の柵で崩れない様にしてありました。有り難い事です。
この山は森林限界以下ですが樹木も低くなり、吹き曝しの道。一時風も10mを超えて雨が粒になって飛んで来ました。
10時過ぎ、4時間かけて奥宮、頂上に到着。晴天の時は100名山の半分は見えるそうです。
「基本測量」と書かれた標識の有る三角点がありました。
14時少し前に中宮祠まで下山。8時間8.8kmの登山が終わりました。
二荒山中宮祠登山口1278m 6:10
登山路1合目
工事用林道
4合目登山口入口1575m 7:05
7合目2042m
江戸時代の鎖の跡
8合目 「胎内くぐり」の岩と社
火山灰土の登山路 2291m
薄く富士山 2392m 9:53
コケモモ
頂上下の火山灰土の登山路 2406m 9:55
頂上三角点 「基本測量」の文字あり標識
男体山頂標識 2486m 10:44
登山路の土嚢と止め杭