駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

男体山登山記録(210706)

仲 徳治
 6日朝、曇天ながら湖対岸の山がみえ少々安心。
 6時中宮祠で登拝ご守護を受けて鳥居をくぐり抜ける。
 1合、2合、3合と石碑を脇に見ながら原生林の道を上って行くと林道に出た。此が地図のジグザグの林道の様だ。30分位林道を歩く。自然保護の為に脇道を作らず登山者も林道を歩くとか。
 標高1575m、4合目の鳥居の所から登山道に入り、頂上迄、登り一辺到の石ころ道を上っていく。
 植林はなく、神社の境内なので下から頂上迄自然林です。
 8合目に小さな社と大きな鎖がありました。この岩が「胎内くぐり」という名前が付いているそうです。江戸時代からの鎖が残っていました。登山路はゴロゴロ石ばかりでなく、火山灰土の沢状の法面も有りました。登山路の維持にグリーンの土嚢が敷いてあり、それを木杭で止めて有りました。
 2392mで視界が開き、薄日の中に富士山が南南東に見えました。
 今年はシロヤシオが当たり年の様でしたが、今は花の季節は終了、終わってもアカモクが登山路脇に咲いていました。
 頂上の少し下、2400m付近が火山灰土の砂礫登山路。展望は効きますが階段状の柵で崩れない様にしてありました。有り難い事です。
 この山は森林限界以下ですが樹木も低くなり、吹き曝しの道。一時風も10mを超えて雨が粒になって飛んで来ました。
 10時過ぎ、4時間かけて奥宮、頂上に到着。晴天の時は100名山の半分は見えるそうです。
 「基本測量」と書かれた標識の有る三角点がありました。
 14時少し前に中宮祠まで下山。8時間8.8kmの登山が終わりました。

f:id:komafun:20210708170856j:plain中禅寺湖から華厳滝までの水路

f:id:komafun:20210708170918j:plain二荒山中宮祠登山口1278m 6:10

f:id:komafun:20210708170941j:plain登山路1合目

f:id:komafun:20210708171014j:plain工事用林道

f:id:komafun:20210708171032j:plain4合目登山口入口1575m 7:05

f:id:komafun:20210708171054j:plain7合目2042m

f:id:komafun:20210708171119j:plain江戸時代の鎖の跡

f:id:komafun:20210708171149j:plain8合目 「胎内くぐり」の岩と社

f:id:komafun:20210708171211j:plain火山灰土の登山路 2291m

f:id:komafun:20210708171233j:plain薄く富士山 2392m 9:53

f:id:komafun:20210708171255j:plainコケモモ

f:id:komafun:20210708171317j:plain頂上下の火山灰土の登山路 2406m 9:55

f:id:komafun:20210708171346j:plain頂上三角点 「基本測量」の文字あり標識

f:id:komafun:20210708171408j:plain男体山頂標識 2486m 10:44

f:id:komafun:20210708171430j:plain登山路の土嚢と止め杭