谷 和代
陽が出れば暖かく、日差しが無いと寒さを感じる季節となり、日に日に寒さが増してきました。
15年ほど前になるのか、山の仲間8人ほどで道志山塊(厳道峠から赤鞍岳・菜畑山・今倉山・二十六夜山)を1泊2日で縦走した時の最後の山が二十六夜山でした。
今回は山梨百名山で都留の二十六夜山と区別するため、秋山二十六夜山と呼ばれている山に行こうと思いました。
10月24日、上野原駅8時35分のバスに乗る(土日の午前中はこの1本)。浜沢バス停を下りて少し先に今日の山の案内板があった。案内板はかなり古く、展望が良いと書かれているが、現在は木が大きくなり案内と違うこともあるとの断り書きが書いてあった。
アオゲラの森キャンプ場内から登山道に入るが、いきなりの急登が続き、ゆっくりゆっくり登る。途中で遠方の山々の間から雪を被った山も見える。金峰とか瑞牆だろうか、分かりません。
急登を何回か続けると分岐になり、右の道志の赤鞍山への分岐を見て、左の岩交じりの尾根を登る。なだらかになり少し進むと分岐があり、直角に曲がって二十六夜山山頂(972m)に着いた。断り書き通り展望は全くない。
陽射しのある場所でゆっくり昼食を食べた。
ここから分岐に少し引き返し、分岐を右に行くとすぐに標識があり、石の「二十六夜塔」があった。「これは明治2年建立で、住民を病気や災害から守り、養蚕の守護神として崇められいる。」そうです。
後ろにはこの地域の、浜沢、尾崎、大地などの地名が刻まれている。ここからはだらだらの坂道をジグザグに下り尾崎地区に下りた。出口は獣の被害を防ぐための扉があった。
今日は誰にも会わずにのんびり歩き、下山後も午後のバスが15時台の1本だけなので、ぶらぶらと「釣り場」バス停まで歩きレストランで休憩。15時8分のバスで上野原駅に戻った。
二十六夜山入口の案内板
急登続きの登ってきた道
色づき始めたハゼノキ
途中から見えた雪を被った山が右に見える
山頂入口標識
山頂標識(972m)
二十六夜塔
尾崎の下山口の扉
尾崎地区の案内板
途中の地区で見つけたおしゃれな街灯