駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

甲斐路を走って半世紀

横田 美紗子
 カレンダーの枚数が少なくなり、高齢者の私には何か侘しいような寂しい様な何とも言えない気持ちのこの頃です。
 1年間ほとんど家から出ず、出かけた所と言えば、買い物と医者のみ。あとはテニスコートに行くことでした。
 山梨の家からテニスコートまでは車で約1時間。唯一、楽しみにしているコートまでの山を見ながらのドライブコースをご紹介しましょう。
 私が正式に登山を始めたのは「甲斐駒ヶ岳」からです。その登山口の黒戸尾根近くの家から出発します。家を出るとすぐ目の前に「金峰山」、その少し右に「茅ヶ岳」、そして左側には「八ヶ岳」の雄姿が飛び込んできます。
 甲州街道(国道20号線)に出ると前方に「富士山」が見えます。この山はテニスコートに着くまで見えています。そして、「鳳凰三山」、「甲斐駒ヶ岳」を右手にずーっと見ながら進みます。韮崎を抜けてから右折、日本航空学園の滑走路を見ながら南下します。釜無川富士川)にかかる信玄橋(近くに武田信玄が築いた信玄堤があります)を渡り、右折して川の土手を走ります。川の右手には「櫛形山」その後方には「白根三山」がコートに着くまで見えています。
 テニスをしている間も常に富士山たちは見えており、山々に囲まれた山梨は楽しいドライブとテニスの出来るすばらしい場所です。
 わき見運転しながらの悪ドライバーですが、いつまでもドライブとテニスができる幸せな日々を過ごしたいと思っています。

f:id:komafun:20211104222507j:plain水車小屋と甲斐駒ヶ岳(陰で水車が見えない?)

f:id:komafun:20211104222535j:plain金峰山を眺めて

f:id:komafun:20211104222555j:plain八ヶ岳は雲の上

f:id:komafun:20211104222620j:plain富士に向かって(雲が鳥の様)