藤田 輝己
本日、18日は2022年最初の満月です。
アメリカでは先住民が月ごとの満月に「呼び名」を付けて、農業や漁業、狩猟の目安として季節を把握していたようです。
1月は「Wolf Moon」と言います。由来は、真冬になり雪も積もり食料となる獲物も少なくなった狼が、空腹に耐えかねて「遠吠え」をするさまと、また、この時期には狼が繁殖期をむかえ、雄が雌を呼ぶ「遠吠え」が絶えず聞こえてくる様子から「Wolf Moon」と名付けられた様です。
今夜の満月は2022年で地球から「最も遠い満月」になるようです。
ちなみに2022年に地球に「最も近い満月」は7月14日の満月の予想です。
だいぶ北寄りから登った2022年最初の満月。
2022年01月18日 18:00頃の満月。(望遠撮影)
2020年3月10日21:30頃の満月(望遠撮影)
同じ倍率で撮影していますが大きさの違いが分かりますね。
なお、月にはお願いする風習もあるようですので、新月に願掛けをして、満月には満願成就を祝ったり、満月に願い事の紙を向けて読み上げ、その後破り捨てると願いが成就すると言ううわさもあるようです。
皆さま試して見ては如何でしょうか。