駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

八ケ岳 信玄「棒道」下見記録

仲 徳治
日時:令和4年5月30日(月)
参加:原田さん 大塩さん 横田さん アドバイス平井さん 仲
 駒ヶ岳ファンクラブ会員の高齢化に伴い、望年山行もいろいろな方法を取り入れていきたいと思います。
 今回は地方開催の順番になっており、昨年末、田口さんより提案された「八ケ岳の信玄棒道跡を辿ろうーウォーキング」です。
 日程的には、10月の下旬或いは11月上旬を予定しており、今日はその下見です。
 幹事の原田さんより地元在住の平井さんに連絡され、5月30日朝に伺い、棒道の概要を聞きました。
 北杜市観光協会発行のウオーキングマップに沿ったコースは、甲斐小泉駅より8.5km位の道のりを3~4時間掛けて棒道を歩き、小淵沢駅に到着するもので、これを歩きます。
 10時過ぎ、甲斐小泉駅を出発し、「三分一湧水」を先ず観て、集落内の舗装道路を40分位歩いた11時過ぎ、舗装が切れ、昔の「棒道」に入ります。
 山道に入ったところで「女取湧水分岐」が現れ、右は湧水コースへ上る回り道になります。通常はまっすぐ樹林の中を延びる平坦な山道を歩きます。
 この8kmの道のりには観音像をはじめとする沢山の史跡・湧水が点在し、野鳥のさえずりもあり、昔ながらの小径は自然の観察に絶好で、途中の観音像は現在地のチェックポイントにもなります。
 通常コースは女取湧水コースとの合流点の板東7番観音には先に着くので、女取湧水コースの人を20分位待つ様になります。
 暫く歩くと左側にゴルフ場のネットフェンスが現れ、馬の散策で凸凹なった道もあり、少々歩き辛いところもありますが、森が切れ舗装道路の十字路交差点に出て、山梨県側の棒道はほぼ終わります。直進すると長野県富士見町に続く「棒道」となりますが、左折し舗装の歩道を小淵沢駅迄下っていきます。
 今回は宿舎の調査もあったので「道の駅小渕沢」で今回の下見を切り上げました。
 足の加齢を感じ、登山をと思い乍らも遠ざかって居られている皆さんも、山頂の新雪、木々の紅葉を眺めながらの散策は如何でしょうか?
 「いつまでもしっかりした脚で楽しい毎日を」望年山行がその始まりとなればいいですね!

小海線沿いの道より雪の残っている八ケ岳

三分一湧水 湧水の水源

舗装が切れ「棒道」に入っていきます

女取湧水への分岐 2.km先

昔ながらの棒道

脇を流れるのは女取川 枕木の橋になっています

女取湧水からの道と合流点

馬の歩行で凸凹の散策道

右ハイキング道 左馬道 馬にハイキング道を通らない様にと立札

火の見櫓跡 棒道と別れ小淵沢駅へ向かう交差点

棒道案内板

道のり地図