駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

御嶽山・乗鞍岳へ行って来ました(その2 乗鞍岳)

湯川 喜義

 昨日(7月29日)の閑散とした御嶽山と打って変わって、土曜日と云うこともあり、さすが人気の観光地とあって、登山に行く人(最高峰の剣ヶ峰ばかりでなく、気軽に登れる恵比寿岳、大黒岳、富士見岳などもある)、自転車ツーリングの人(8月下旬にはヒルクライム大会がある)、高山植物散策(遊歩道がある)を楽しむ人、などそれぞれに山を楽しむ人たちで乗鞍高原の駐車場はほぼ満車状態。
 乗鞍高原からは畳平までバスで約1260mを登り、ここからは高山植物や残雪を残す池を見ながらの緩やかな道を登り、肩の小屋へ。
 ここからが本格的な登山となるが、多くの人が山頂を目指していて、蟻の行列状態。
 特に山頂付近は登頂撮影のため30分オーバーの時間待ち。
 天気も時折ガスが出るくらいで、御嶽山や焼岳は雲の中で見えなかったものの、はるか遠くの白山が望めるほどの上天気。
 高山植物も数多くの花々が満開状態でまさに涼しい天上の別世界を満喫。
 下山後は、「湯けむり館」で硫黄の香りがする白濁の温泉で汗を流し、満足の2日間でした。
 

コマクサ
 ご存じ「コマクサ」。畳平から肩の小屋までの道脇に多数の満開のコマクサが目を楽しませてくれ、疲れも何のその。

権現池
 山頂への稜線に出ると、眼下に見える「権現池」。紺碧の水に純白の残雪が際立ち、遠くには白山が望める。

白山
 雲の間にまに白山が見える。

高度を稼ぐに連れ、周りの山々ご下に見えてくる。
 北をみると、近くにはコロナ観測所のドームが見える。

山頂は間近
 山頂を目指し多くの人が殺到。一方通行となっていないため、すれ違う人で大混雑。

山頂の神社
 山頂には、飛騨側と信州側の二つの祠があるが、飛騨側は神社の人が居てお札などを授与(販売)している。

日本一高いバス停
 標高2716mのバス停。このバス停は県境付近にあり、降車専用となっている。

ウサギギクとクジャクチョウ

クロユリ

クロクモソウ

チングルマ