駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

赤城山に行ってきました

谷 和代
 5月27日~28日、赤城山に行ってきました。
 天気も良く、ツツジ満開の時期とあり、前橋からの急行バスは2台出ました。ビジタセンター駐車場で私たちを迎えてくれた石橋さんの車で小沼駐車場に向かいました。生方さんと友人に合流しましたが、駐車場は満車でした。(生方さんたちは2時間も前に来て駐車場所を確保してくださったと聞き、感謝、感謝です。)
 駐車場から登山道に入り長七郎山に向かうが少し寄り道して小地蔵岳に登る。来た道を戻ってツツジを見ながら長七郎山到着。広い山頂で昼食。途中で見たツツジはオレンジのヤマツツジ、紫がかったトウゴクミツバツツジ、白いシロヤシオゴヨウツツジ)、白い花に薄いピンクがかった蕾が可愛いズミ、足元にはフデリンドウ(コケリンドウかな?)、私たちを飽きさせることなく、新緑と色とりどりの花が眼を楽しませてくれる。
 先月から昨日までの不快な気分を忘れさせてくれ、うきうきと楽しく歩きました。山頂から下って小沼周辺散策ではマイズルソウ、コヨウラクツツジも見ることが出来ました。
 駐車場に戻り、赤城神社にも参拝。境内には前橋市指定重要文化財神代文字の碑がありました。
 温泉で汗を流し、美味しい夕食に楽しいおしゃべりのひと時を過ごし就寝。

 28日、今日は曇り空、7時に軽井沢峠駐車場に着き、荒山を目指して出発。
 左右が熊笹の道を進むとクワガタソウ、花の色が濃いスミレ等に登山道は右も左もヤマツツジシロヤシオトウゴクミツバツツジ、縦じまが美しいサラサドウダン、濃い赤のベニサラサドウダンにレンゲツツジの濃いオレンジ等が延々と続きただただ綺麗、綺麗の歓声が出てしまう。
 荒山高原の展望広場には大勢の人でに賑わっていた。ここから、登ること45分ほどで荒山山頂に着きました。
 途中の尾根から、うっすらと富士山を見られた人もいました。
 木々に覆われた荒山山頂からは北側に少し展望があり、上州武尊、雪の谷川岳方面を見ることが出来ました。
 この山頂からの下山路がとても急でツツジの木につかまりながら、全員が無事に尾根に降りホッとしました。
 この尾根ではクサタチバナの群落がみられました。前浅間山山頂からは緩く熊笹の中を下り、軽井沢峠に戻りました。
 赤城に何故軽井沢峠という名がついているのか疑問でしたが、前浅間山があるからだと聞き納得しました。
 生方さんとはここで別れ、石橋さんに富士見温泉まで送っていただき散会しました。
 今回の計画から実行まで生方さんには本当にお世話になりました。それと同時に車を出していただき、山の家に快く宿泊させてくださった石橋さんに感謝いたします。良い天気に美しい花々と美味しい空気の中、楽しい二日間をご一緒させていただきありがとうございました。

登山道に入ってすぐ、トウゴクミツバツツジヤマツツジがお出迎え

②尾根に出ると黒檜山と手前に駒ヶ岳が見える

③ポツンと咲いていたリンドウ(ハルリンドウ、コケリンドウ) 

④小地蔵岳

⑤長七郎山山頂 

⑥赤城長七賽の河原から明日登る荒山を見る

⑦沢山の花を付けたシロヤシオ 

⑧色とりどりツツジ

➈小沼への道はトウゴクミツバツツジシロヤシオのトンネル

⑩小沼と地蔵岳

⑪ペアのシロヤシオ 

⑫小沼湖畔の目立たないコヨウラクツツジ

⑬白い花びらに可愛い蕾のズミ

赤城神社神代文字の碑

赤城神社本殿

⑯登山道の左右は色とりどりのツツジ 

⑰クワガタソウ 

⑱荒山山頂への分岐点にて

⑲洋服に止まったハルゼミ(歩いているとあちこちから鳴き声が聞こえいました)

⑳とても濃い色のヤマツツジ

㉑サラサドウダン

㉒まだ蕾のベニサラサドウダン

レンゲツツジ 

㉔荒山高原のヤマツツジの中を歩く

㉕荒山高原展望広場にて

㉖荒山山頂

㉗尾根に固まって咲いていたクサタチバナ

㉘クサタチバナの花

浅間山からは熊笹の中を下る

棘のある木に咲くメギの花(ボケています)