木本 桂春
荒沢集落の入口から見た大平集落の上大鷲山方面
荒沢集落は昭和41年まで7軒の家があり、生活を営んでいた。その後、次々と離村し、集落は自然の中に解け、十二社の神社跡が残るのみとなった。
荒沢集落は昭和41年まで7軒の家があり、生活を営んでいた。その後、次々と離村し、集落は自然の中に解け、十二社の神社跡が残るのみとなった。
最上部の神社はないが、石の祠が残っている
神社の背後から尾根に取付き、山から日本海の市振に抜ける峠428mを目指す。距離は2kmに満たない、藪もなく、苦も無く登れると思った。ところが、行く手にはサルイバラがはびこり、その通過に参った。
藪が時々切れると背後に初雪山
足下に岩団扇
三等三角点の標識
天気は良いが、冷たい風が吹いていた。それでも春は着実に来ている。
日本の山村はあちこちで人がいなくなり、自然に還っている。
日本の山村はあちこちで人がいなくなり、自然に還っている。