駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、駒ヶ岳の豊かな自然と文化に親しみながら、日本各地の駒ヶ岳に登ることを目的とした会員からなる団体です。

駒ヶ根だより(6月)

北村 健治
 コロナ禍は、なかなか収まりませんが、ようやくワクチン接種の予約もできて、7月にはもう少し良い環境になることを願っています。
 さて、小生は18日、自宅を8時に出立、国道R411(青梅街道)を西進、柳沢峠を越えて甲斐路に入り、昼過ぎには伊那ICから駒ヶ根山家へ入りました。
 19日(土)は、伊那市長谷公民館での、「戸台の化石」保存会運営委員会に出席し、今年度のイベントなどの実施の方向に期待を込めて、皆さんと意見交換をしました。
 山家の野良(ニンニク・タマネギなどの収穫期を逃すわけにもいかず)は、20・21日に集中して奮闘しました。梅雨の中休みで幸いしました。しかし、草刈りは、時間不足で思うようにははかどりませんでした。また、来月に後回しです。

f:id:komafun:20210623211114j:plainサワグルミの花(緑色で垂れ下がっている花穂?)柳沢峠駐車場にて

 カフカス・中国・日本・北米に分布するクルミ属ですが、食べるクルミと違います。散孔のある軽軟材で、強度はないが、加工が容易なため、下駄・経木・マッチ軸・杓子・陸上競技のバトンなどに利活用される。      

f:id:komafun:20210623211300j:plain20日19:30ころ、駒ヶ根IC付近より、西山(中ア前山)左端の簫ノ笛山から右端の池山までが一本の稜線(実際は繋がっていない)になって見える。

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同じく20日19:30ころ、池山の右に、雲の上に宝剣岳が頭を見せた。

f:id:komafun:20210623211346j:plain21日11:00ころ、山家より、中ア・宝剣岳がようやく曇天の下に現れた。

甲斐駒定点報告(6月19日)

平井 英明
 今日は一日雨で、14日の梅雨入り宣言から一番寒い日になりました。
 晴れたり曇ったり、暑かったり寒かったり、体調管理が大変です。
 一昨日の晴れ間に見えた甲斐駒ヶ岳はすっかり夏山になっていました。
 八ヶ岳南麓の田んぼは早苗の緑と転作作物の麦の黄金色に染まっています。

f:id:komafun:20210619211152j:plain甲斐駒と麦畑(田)

f:id:komafun:20210619211212j:plain甲斐駒頂上付近

f:id:komafun:20210619211233j:plain田の稲も青々としてきました(水面が揺れているのは”おたまじゃくし”)

f:id:komafun:20210619211256j:plain柿の花

日々散策20210605

北村 健治
 7日(月)になって、ようやくワクチン接種の予約(24日)が取れました。
 今週は、通院やら何やらとうろうろしています。
 駒ヶ岳ファンクラブ通信第108号を月末には、発行したいと編集に入りましたが、清原さんの追悼文(9日締め切りですが、想い出など当分は受け付けます)も集まり始めていますので、奮闘中です。

f:id:komafun:20210612214749j:plain町内防犯パトロール中に、公園の芝の中に、ラン科ネジバナを見つけました。

f:id:komafun:20210612214819j:plain至る所に出てくる、ニワセキショウ
 明治中期に北アメリカから観賞用として持ち込み、小石川植物園から日本中に広がったと言われている。

f:id:komafun:20210612214846j:plainやっと開いたガクアジサイの隣にもうハギが咲いています。

f:id:komafun:20210612214912j:plain白色が少しくずれたヤマホタルブクロウ

f:id:komafun:20210612214940j:plain鮮やかな紫色のホタルブクロウ(ヤマホタルブクロウとは別種)です。

日々散策20210603

北村 健治
 青梅市羽村市福生市・瑞穂町にまたがる一帯に西東京工業団地が広がっています。日々散策のコースは、その北西部分をよく歩くことが多くなりました。
 旧東芝青梅工場の跡地(野村不動産の物流センターとなった)が含まれています。
 この一帯は、かつて武藏野の西のはずれではありますが、広大な里山(コナラ・イヌシデ・クリ・クヌギケヤキ・ムクノキなど)であったり、第二次大戦後は、養蚕業を支えた桑園として耕されていたようです。
 また、地下の砂利が良質であり、盛んに掘り出されて、建設骨材として搬出されていました。自宅の地下も2mも掘ると、旧多摩川の礫層が出てきます。そんなわけでありますから、工業団地のなかを歩きますとところどころに、工場用地の一角として、僅かながらの里山要素をある草木が観察できます。

f:id:komafun:20210606092146j:plainカゾノキ(楮の木:和紙原料になるヒメコウゾは、このくわ科の植物を改良したもの言われています)の若木です。

f:id:komafun:20210606092130j:plain工場の垣根に自生するホタルブクロウ。色は白から紫までありますが、最近、濃青紫の外来種の栽培種(八重咲もある)がよく植えられています。

f:id:komafun:20210606092223j:plain自宅に移植した駒ヶ根産の、ホタルブクロウです。後ろにキンシバイ(金糸梅)が咲いています。多少野生化していますが、中国産で江戸時代に伝来したそうです。

f:id:komafun:20210606092248j:plain道路・公園、工場の垣根などでよく見かける、ヨウシュヤマゴボウです。北米産ですが、日本では雑草です。色素原料として利用したが、今は使用禁止です。

f:id:komafun:20210606092313j:plainシモツケ、落葉低木で普通淡い紅色の花を散房状ににぎやかに咲かせる、本州以西から中国大陸(ヒマラヤ)まで分布し、樹形、花色に変異が多い。よく植栽される。

甲斐駒定点報告(周辺の景色)

平井 英明
 6月に入り、田んぼではおたまじゃくしが泳いでいます。
 蒟蒻畑からは、すすーッと伸びた茶色い茎の先に「花」が2本咲いています。そういえば、大きかった蒟蒻芋をそのまま掘り起こさずにしていたからですが、四年以上の芋でないと花はつけないそうで、珍しい光景に出会えました。
 花梅のそれなりの大きさの実も色付いてきました。山椒は若々しい実をつけています。キウイフルーツも間もなく花が開花します。

f:id:komafun:20210605211516j:plain甲斐駒定点

f:id:komafun:20210605211535j:plain甲斐駒頂上付近

f:id:komafun:20210605211555j:plain田んぼのおたまじゃくし

f:id:komafun:20210605211627j:plain蒟蒻の花が2本

f:id:komafun:20210605211649j:plain蒟蒻の花(大きいほうは1m以上の背丈)

f:id:komafun:20210605211912j:plain花梅の実

f:id:komafun:20210605211933j:plain山椒の実

f:id:komafun:20210605211952j:plainキウイフルーツの蕾

野麦峠越え

湯川 喜義
 5月31日と6月1日に、「中山道木曾路街道歩き」のオプション企画「野麦峠越え」を行いました。
 野麦峠の標高は1672mです。
 両日とも良い天気に恵まれリフレッシュすることができました。(当初予定の5月27日は雨が予想されたため、6月1日に変更しましたが大正解でした。)
 行程は、"マイクロバスで 薮原駅~境峠(木祖村と旧奈川村との境)~野麦峠~旧高根村野麦集落" へ行き、"野麦集落から歩いて 野麦峠~旧奈川村川浦へ下り マイクロバスで 薮原駅"へ戻るコースです。<県からは、不要不急の県外への往来は控えるように言われておりますが、岐阜県に距離も時間もちょこっと入るだけですし、会話などすることはないので、黙視です。>
 登りは 約4.5km、高低差約370m。下りは 約3.1km 、高低差約260mですが、登りは1648mの地蔵堂からは、新緑の中、花が咲きそろう水平な道となり快適な散策路でした。   
 このコースは、秋も素晴らしいことと思いますので、また行きたいと思います。

PS:新型コロナのワクチンは、私は 5月20日に1回目を受けましたが特に変わったことはありませんでした。(インフルエンザと同じような感じでした。)2回目は6月10日です。

f:id:komafun:20210604173828j:plain1 乗鞍岳

f:id:komafun:20210604173844j:plain2 地蔵堂

f:id:komafun:20210604173921j:plain3 水平道①

f:id:komafun:20210604173937j:plain4 水平道②

f:id:komafun:20210604173953j:plain5 水平道③

f:id:komafun:20210604174011j:plain6 ラショウモンカズラ

f:id:komafun:20210604174025j:plain7 ニリンソウ

f:id:komafun:20210604174041j:plain8 ツバメオモト

f:id:komafun:20210604174057j:plain9 サンカヨウ

f:id:komafun:20210604174113j:plain10 エンレイソウ

f:id:komafun:20210604174127j:plain11 シロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ

f:id:komafun:20210604174141j:plain12 マイズルソウ

山梨百名山:「釈迦ヶ岳;1641m」と「すずらんの里」

藤田 輝己 
 「釈迦ヶ岳」は山梨百名山の一座で、富士・御坂・天子山系に属す山で、甲府盆地から富士山を遮るようにそびえ立つのが御坂山塊、その中にあります。 
 以前、谷さんから相談された事がある「府駒山から釈迦ヶ岳」の下調べで、地元の方と話した時に、スズランが咲く頃に合わせて現地調査を薦められたのがきっかけで梅雨入り前にと、6月2日に登って来ました。
 また、芦川町は「日本スズラン」の群生地としては日本一と言う触れ込みの場所で、登山後にスズラン群生地の散策も楽しみです。 

f:id:komafun:20210604170729j:plainスズラン群生地脇の駐車場にある、御坂山塊のハイキングコースの案内板。
 「甲斐の名峰まるごと眺望コース」と「ドラマチック富士眺望コース」の谷間に広がるのが旧芦川村で、今は笛吹市の一地域の町となりました。

f:id:komafun:20210604170749j:plain甲斐の名峰まるごと眺望コースに、府駒山・釈迦ヶ岳の説明がありました。
釈迦ヶ岳・府駒山ハイク、出発は7時10分

f:id:komafun:20210604170821j:plain駐車場から車道を歩き2~3分で登山口です。釈迦ヶ岳まで70分の表示。f:id:komafun:20210604170849j:plain日向坂峠からの分岐登山道に合流、のんびりと花を見ながら時間は7時40分。
f:id:komafun:20210604170949j:plain府駒山に向かう道は、明るく緩慢な登山道。

f:id:komafun:20210604171039j:plain府駒山(1562 m)に到着。 眺望は全く無いが一休みには最適。 8時6分到着。

f:id:komafun:20210604171100j:plain釈迦ヶ岳山頂の夫婦地蔵、コロナ予防のためマスク着用。(笑)  9時到着。
 生憎の天気で富士山の眺望は残念。
 後方の山は御坂山塊最高峰の「黒岳」と「破風山」、黒岳と破風山の鞍部は「スズラン峠」、破風山隣の鞍部は「新道峠」と、どちらも富士山を河口湖を足下にして山頂まで眺められるビューポイントです。
 今、芦川町は新道峠からの雄大な富士山眺望を車から数分で出来るように周辺整備中で、秋には可能になるようです。

f:id:komafun:20210604171133j:plain山頂の標柱。
 晴れていれば甲府盆地南アルプス八ヶ岳奥秩父山塊が一望出来ます。

f:id:komafun:20210604171158j:plain釈迦ヶ岳山頂は、お釈迦様に通じるのか?仏教関係者の参拝記念品が多数。
 のんびりと山頂を満喫して下山します。
 山頂下山開始時刻は10時08分

f:id:komafun:20210604171217j:plain登山口に到着、11時05分。
 今回は汗もかかずにのんびりと花鳥草木を楽しみながらのハイキングでした。

 ここから出会った草花をアップします。
f:id:komafun:20210604171243j:plainミヤコザサ

f:id:komafun:20210604171310j:plainサラサドウダンツツジ

f:id:komafun:20210604171329j:plainレンゲツツジ

f:id:komafun:20210604171348j:plainアオダモの花

f:id:komafun:20210604171411j:plainヒメマイヅルソウ

f:id:komafun:20210604171432j:plainミツバツツジ

f:id:komafun:20210604171455j:plainオオベニウツギ

f:id:komafun:20210604171517j:plainギンリョウソウ  (土から出たばかりのギンリョウソウ)

f:id:komafun:20210604171538j:plainコゴメウツギ

f:id:komafun:20210604171608j:plainギンラン? クゲヌマラン?  (花が蕾なので分かりません)

f:id:komafun:20210604171633j:plainオオチゴユリ

f:id:komafun:20210604171702j:plain寄生? 感染?されているツツジ

f:id:komafun:20210604171721j:plainアップでみると細かく枝分かれしている。
 瘤状の箇所は非常に固く、石で強打しても潰れず、何度か叩き潰してみると明らかに

異物状のモノが封入されており、何なのかは不明、虫卵?幼虫?ウィルス?

1本のツツジに病的な枝が多数あり、このような樹木は登山口から日向坂峠からの分岐点までの登山道脇の間には多数あり、それ以上の登山道脇にはなし。

f:id:komafun:20210604171739j:plainアップ画面では瘤状の所から細かな枝分かれ。

 期待していたスズラン群生地からのレポートです。
 県や市のHPや、過去に訪れた人たちのブログ等のスズラン開花情報では、平年5月下旬から6月上旬にかけて咲き、白樺林の下に一面に咲き誇っている写真がアップされていました。

f:id:komafun:20210604172242j:plain写真の案内板にも花期が書かれています。

f:id:komafun:20210604172301j:plain広大な生育地には、日本スズランが群生しているはずでしたが、・・・

f:id:komafun:20210604172326j:plain

f:id:komafun:20210604172341j:plainまともな姿をしていたのはこの2株だけを発見しました。
 今年は開花時期が早かったのかと思いきや咲き終えた株も少なく、ワラビやイカリソウ、アブミソウ、ギボウシ等の他の草花が繁茂しており、スズランの株を追いやったのでは?ないかと思います。
 期待していただけに残念なスズランの里の現状でした。
 スズランには「君影草」と言う別名もあり、控えめな可憐な女性をイメージしますが、植物全体に、特に根や花に多くの有毒物質を含んでいます。スズランを入れたコップの水を飲んで死亡した例や、花粉にも有毒物質が含まれているので食卓に飾るなどはもっての外です。因みに致死量は青酸カリの約15倍もの強さが有るようです。
 日本スズランとドイツスズランの違いは、小振りなのが日本スズランで香りは微香で、香りが強いのがドイツスズランで香水の原料にもなります。

一番の大きな違いは、日本スズランは小さなベル状の花の中の雄しべ・雌しべの部分がピンク色がかっているとの事で写真を撮ってみました。

f:id:komafun:20210604172541j:plain地面スマホを置いて試みて見ましたが、ピンボケですが確かに色が付いているのが確認できました。

 花鳥草木を十二分に堪能した釈迦ヶ岳・府駒山ハイク、スズランの里でのスズラン探しで、今回は汗もかかないハイキングでしたが、矢張り最後は温泉で〆です。

f:id:komafun:20210604172748j:plain道志村に有る「道志の湯」に立ち寄りました。
 泉質はカルシウム・ナトリウムを含む硫酸塩泉の冷鉱泉を加温しての天然温泉です。ぬるま湯の大浴場、一寸、高めの露天風呂、小さな浴槽ですが熱めの湯船と三種類の浴槽が有り、一般客料金700円で1日過ごせ、ゆったりとした時間を過ごすには最適な温泉ですよ、因みに横浜市民は割引が有ります。