木本 桂春 梅雨の僅かな晴れ間の6月某日。 黒部川・北又谷の某支流へ老釣師を案内。 青嵐の渓は雲が低く、寒い位の風が吹いていた。 釣師、餌師、釣り仙人師、沢登攀師を自称する面々で作戦会議。 堰堤から落ち込む白く泡立つ水中の岩魚を狙う。餌は河原の転…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。