藤田 輝己
故北村さんが投稿していた「日々散策」を継承するのは大変おこまがしいので、私なりの日常での散歩で感じた季節感などの様子を綴ってみたいと思います。
我が家から数分の所に総合設備機器関連会社の三機工業研究部門が有ります。そこの環境園の秋から冬に向けての植物の移ろいをお伝えします。
三機工業研究部門のゲート脇の、メタセコイアの黄葉が素敵でした。
青空に映える「メタセコイア」の黄葉。
ビオトープを中心とした庭で「三機環境園」として平日のみ一般開放です。
水生昆虫はもちろん、カルガモも遊びに来るビオトープ、環境施設を生業にしている企業だけに自然には配慮されています。子供用遊具は職員のお手製。
一面の芝生で、近隣の保育園や幼稚園の子供達が遊びに来ても楽しめるように、職員による手作り遊具も置いてあります。
環境園の目玉は、「ニュートンのリンゴの木」です。ニュートンのリンゴの木二代目の木より接ぎ木された「孫木」よりのバイオ技術での増殖のリンゴの木です。
「ニュートンのリンゴの木」謂われの銘板。
二代目木からの接ぎ木(孫木)は東京大学の小石川植物園で育てられているようです。
ビオトープに植栽されている「ガマの穂」も種がはじけ始めました。
ネコヤナギの芽が「フカフカの冬芽」に変わる所です。ガマの種子が風に飛んで、冬芽に張り付いています。
こちらもバイオ技術で増殖した「波々迦木」(和名:ウワミズ桜)と銘板
「波々迦木」(和名:ウワミズ桜)の謂われと銘板
園内の「モミジ」も徐々に色づいて来ました。
水辺の「ツワブキ」も見頃。
青島温州ミカンも食べ頃に。(盗ってはいけません)
椿のつぼみが一杯です。来春の開花が楽しみです。
園の外に出ると幼稚園の送迎バスの帰るところでした。園児達には大好評のキティちゃんバスです。この時間以降は、三機環境園は退園した子供たちとお母さん方のしばしの井戸端会議の場所に変ります(笑い)
園の外の遊歩道の銀杏や、ケヤキも色づいて来ました。
晩秋の散歩でした。