湯川 喜義
今年の特に2月は、寒い日が続きまた雪が多い月で、寒い中雪かきに追われ、午前中は炬燵でテレビの子守りをする日が続き、山へ行くまでの “ズク” * が出ませんでした。
*“ズク”:広辞苑には、「信州の方言で、精をだすこと」と出ていますが、細かいニュアンスまではうまく説明できません。
ちなみに、2月は全日冬日(うち真冬日は7日)で最低気温は-14.7℃(2/24)、最低気温の平均は-8.5℃でした。(アメダス記録)
雪は最多の日は50cmほどで数回ありましたが、今も庭先には30cmほど積もっています。
(県北や東北地方に比べれば可愛いものでしょうが。)
そんな訳で、炬燵にもぐっていたら、「昔使った道具がどうなっているのか」を思いつき、コンロ(最近はストーブというようですが。)を引っ張りだしてみました。
このコンロはスウェーデン製の「SVEA」で、山を始めた頃に買った物ですから、かれこれ50年余になります。
燃料は灯油で着火が簡単ではなく、まず固形燃料で予熱してからポンプをこいで圧を加え、やっと使えるようになるというものですが、順調になるとゴーゴーと頼もしい音を立てるので、テントの中では安心感がありました。
久しぶりに使ってみたところ、無事着火しました。Sinple is Best ということですね。
載っているコッヘルはアルミ製の同じ頃に買った物です。
(アルミ畝品を永く使っているとアルツハイマーになると言われていましたが私は今のところなっていません。)
なお、今使っているコンロは、ガスカートリッジの「CANPING GAZ CV-250」と、白灯油を使う「Coleman 508A」ですが、「CANPING GAZ CV-250」のカートリッジは販売していないため、在庫のカートリッジが終わったら最後です。(250型のカートリッジは他のメーカーから販売されていますが、接続部ネジ式のため互換性がありません。)
コンロも日進月歩で、カートリッジ分離型や鍋との一体型などがありますね。
次のガスストーブは何にしようかな と考え中です。