谷 和代
朝カーテンを開けたら濃霧で周りが真っ白でした。自治会の印刷を終え帰るころにやっと濃霧が晴れたら雨が降り出しました。満開の桜には花散らしの雨です。
4月7日、朝降っていた雨が昼頃上がり、桜が満開とのニュースで三浦半島でのお花見場所として有名な衣笠公園でお花見し、ハイキングコースの衣笠城址まで歩いた。
明治40年(1907)に開設された衣笠公園は約2,000本の桜が植えられ平成2年に「日本のさくらの名所100選」の地に選ばれ、毎年花見客でにぎわっている。
今日は日曜日でもあり、満開の桜の下大勢の花見客が各々宴会や桜見物とにぎやかだ。
展望台から、眼下の衣笠駅周辺や中央駅方面の眺めが良いが、今日は曇天で霞んでいる。暫く来ないうちに周りの景色が変わり大きな建物が増えていた。
展望台からは、雨上がりでぬかるんだ長い階段を下り、道路を越えて大善寺への道に入り急な坂を登りきると大善寺に着く。階段を上り大善寺を参拝し、裏山の衣笠城址に向かう。
桜の咲く広場の先に本丸があった場所には物見岩があるが、今は木々に覆われ周りは見えない。
衣笠城は一昨年の「鎌倉殿の7人」の三浦泰村の居城だったところで、北条時頼との勢力争いで第7代三浦泰村が破れるまで、約184年間三浦氏の本城だった。
衣笠公園の賑わいと違いひっそりした城址で家族連れなど数組がお花見をしていました。
幟や雪洞が続く展望台への道
途中から横須賀中央付近の2棟のタワーマンションが見える。手前の斜面利用の建物は知らなかった
聖観音(奥の建物)のある上の広場
出店に並ぶ人
動きが早くやっと写ったウグイス
展望台から見える衣笠の街と横須賀線の電車、うっすらと猿島も見える
水たまりも残る滑りやすい階段が続く
道脇のコオニタビラコ
道路わきに衣笠城追手口付近の碑
衣笠城内の学問と仏教信仰の中心だった大善寺
1180年衣笠合戦で三浦一族と平家方との激しい合戦があった場所。衣笠城
少し離れてある旗立岩
今の季節、「山笑う」の景色