木本 桂春
今回の低山徘徊は雪の小滝・清水山です。
久々に隣の新潟県の小滝(糸魚川市のJR大糸線沿線)の山を目指しました。
清水山は高々700mに満たない山なので何とか頂上に立てるだろうと思いましたが、「時間にゆとりを」と、まだ暗がりの内に家を出ました。
糸魚川市内から小滝へ向かう。国道から瀬野田への道は両サイドの雪壁は車高を越えていました。瀬野田から奥の野口集落への道路は冬季の閉鎖が行われていました。
清水山は高々700mに満たない山なので何とか頂上に立てるだろうと思いましたが、「時間にゆとりを」と、まだ暗がりの内に家を出ました。
糸魚川市内から小滝へ向かう。国道から瀬野田への道は両サイドの雪壁は車高を越えていました。瀬野田から奥の野口集落への道路は冬季の閉鎖が行われていました。
①清水山周辺概念図
②瀬野田の雪景色
③瀬野田から清水山
④瀬野田から明星山
集落をみると、人の住んでいる家までは除雪されているが、外れの廃屋へは除雪無し。家の横から田の上へ這い上がり、そこからラッセルがはじまる。新雪は1m以上つもり、全身を使って、一歩ずつ息を切らせて、前進する。今日も老人3人は休まずに一生懸命です。
天気は晴なれど、寒気鋭し。見える山々が素晴らしい。
⑤小滝川対岸の明星山
⑥背後に雨飾山
午前11時。ラッセル4時間、標高320m、歩行距離1.3km遅々と進まず。
見上げる山は頭上高く、あっさり、あきらめる。
それでも明星山東壁ルンゼの墓石稜の黒い岸壁が見えた。若き頃の燃え立ち向かった頃を思い出した。
⑧明星山東壁ルンゼの岩場
帰りは1時間で下る。2日前の13日、瀬野田は音もなく、ただ霏々と雪が降り三尺以上に達したという。
⑨雪の瀬野田集落