北村 健治
11月末日、歯科医への通院を兼ねて、府中市から国分寺市を散策しました。
府中市の市街地は、標高が約100mほどですので、自宅のある青梅市の東部とは約50~60mの標高差があります。
晩秋の強い日差しの下での散策は、緑地帯・街路の樹木や野草を観察できる絶好の場所であります。
狂い咲きのシャリンバイの花と黒い果実。今年はあちこちで見られます。
まだ咲いていたフジバカマ。中国原産ですが、奈良時代に朝鮮経由で渡来して、関東以西に分布しています。ヒヨドリバナの仲間。
国分寺のある団地に咲く赤花のボケ。もう満開です。
南北に走る大通りの緑地帯を彩るマルバマンサク。冬になって雪の降るころから、独特の花を開きます。
府中市の某お宅の庭で、見事に実を付けたオオツリバナ。まもなく果実が割れて赤い種子を見せるでしょう。
某団地に植えられているヤマモミジ。
約20種ほどになるカエデ・モミジの分類は実に難しい。観賞用に栽培されているカエデ・モミジの多くはヤマモミジからの改良作出されたものが多いそうです。オオモミジやハウチワカエデなどもか可なり植栽されています。
メグスリノキ、チドリノキナなどもかえで科の仲間たちです。