谷 和代
5月26日~28日に八幡平のドランゴンアイを見ようと出かけました。
八幡平へ初めて行ったのは30年ほど前の5月20日。この時は雪の中を歩きましたが、ドランゴンアイという言葉は聞いた覚えがありませんでした。
ドランゴンアイは、雪解けが進むこの時期、運が良ければ見られる鏡沼の現象です。この様子を見た人が「龍の眼の様だと」言ったからとのことで、今は岩手県の旅ガイド「盛岡広域エリア」の表紙にも使われています。
26日は盛岡駅からバスでホテルに向かう途中、焼走り溶岩流を見学。ホテルについて隣接の県民の森を散歩しました。
27日、いよいよ今回の目的であるドランゴンアイを見に行く日でしたが、天気予報は大雨強風注意報と最悪の状態の中を出発。
八幡平バス停でガイドさんと合流。雨具を着てレストハウスを出ました。
雪が融けた遊歩道を少し登ると雪道となり、鏡沼に到着しました。
曇天のため、少し霞んで綺麗には見えないドランゴンアイを見て、メガネ沼、八幡平頂上へ向かいました。
ここから、強風にあおられながらガマ沼、八幡沼を通りレストハウスに戻りましたが、90分ほどの歩きなのにずぶ濡れで、ストーブが有り難かったです。
午後は、松川温泉地区の地熱蒸気染色研究所を見学。美しく色とりどりに染められた沢山の作品を見せていただき、ドランゴンアイをイメージして作ったハンカチをお土産に、今日の宿の「つなぎ温泉」に向かいました。
夜はさんさ踊りを見学しました。
28日、今日は小岩井農場の見学。農場が作られた経緯や小岩井の名の由来、国指定重要文化財の説明等を聞きながらの見学を終え、まきば園で過ごしました。
小岩井農場を訪れたのは4回目でしたが、初めて文化財の見学をするなど、楽しい3日間のツアーでした。
宿の向こうに形を変えた岩手山
「県民の森に咲いていた花たち」
マイズルソウ(葉っぱの形がツルの羽根に見えるそう)
イワナシ
私の見たドラゴンアイ
芽吹き始めたナナカマド
八幡平山頂
風にあおられる咲き始めのショウジョウバカマ
オオカメノキ(ガイドさんはバルタンセイジンと言ってました)
つなぎ温泉の名の由来となった馬を繋いだつなぎ石
さんさ踊りは動きが激しい
小岩井農場内の小中学校校舎(今は使われていない)
昔の写真手にして(晴れていれば後ろに岩手山が写る)