駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

北海道に行ってきました

谷 和代

 初夏らしい陽気になりましたね。
 5月5日から7日にかけて北海道旅行をしました。
 山では無いのですが、北海道上士幌町の旧国鉄士幌線のアーチ橋を訪ねる旅です。


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飛行機からの襟裳岬(上方の白い山は日高山脈

 1泊目は屈斜路湖畔に泊まりました。湖畔には「オオバナノエンレイソウ」「エゾエンゴサク」が綺麗でした。

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 2日目、早朝の摩周湖見学に行き、見慣れた摩周湖と背景に雪をかぶった斜里岳を見学し、裏摩周湖から違った摩周湖を見ました。

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早朝の摩周湖(奥は斜里岳

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裏摩周展望台からの摩周湖
 
 2泊目は糠平温泉に泊まり、ネイチャーガイドによる早朝のアーチ橋散策に参加しました。
 今回訪ねたのは 1937年に作られた糠平湖にそそぐタウシュベツ川に架かるコンクリート製の「タウシュベツ橋梁」です。この橋は通行制限区域にあり、橋を渡ることはできませんので、橋の近くまで行き見学しました。

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タウシュベツ橋梁(橋の右側がタウシュベツ川、左側が糠平湖)

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タウシュベツ橋梁(崩落が進んでいる)

 「ダムの水の少ない1月頃から姿を現し、5月頃からは雪解け水が流れ込み、水位が上昇し、眼鏡のように見える橋で、幻の橋と言われているが、腐食と崩落が進んでいて、いつまで見られるか解らない。」と説明されていました。水がなく想像した眼鏡橋は見ることが出来ませんでした。
 もう1箇所のアーチ橋は、「第5音更川橋梁」で、此処は上から見下ろす形で見学できました。
 その後、美しい白樺林の中を散策し、旧幌加駅に戻るコースでした。

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国鉄士幌線、第五音更川橋梁(有形文化財

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第五音更川橋梁から旧幌加駅に続く白樺林

 3日間の東北海道の旅は、空から見た襟裳岬釧路湿原の丹頂、摩周湖、阿寒湖、その周辺の広大な農場、草原、山々と新緑を巡る旅で、初夏の北海道を堪能できました。