駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

峰の原ハイキングと山菜狩り

伊達 樹里
 6月3日(土)-4日(日)、「渋谷区立峰の原青少年山の家」主催の「峰の原ハイキングと山菜狩り」に参加しました。定員40名、一人参加なので4名相部屋で、楽しく交流できました。
 3日14時に上田駅に送迎マイクロバスのお迎えが来てくれました。朝は渋谷区は大雨、11時にぱったりとやみ、それから家を出られたのでラッキーでした。
 まだ周りの山々には雲がかかっていますが、現地の峰の原は晴れていました。私は迷子にならないように気をつけながら、表通りの散策に出ました。同室の方たちも散策かと思いきや、元気な方は、早速山菜を集めていました。
 4日、とてもいい天気。今日は北信五岳、北アルプスもよく見えます。朝食後、2台のバスで出発。峰の原スキー場へ。よもぎやウドの見分け方を教えていただいたり、お話を聞いてそれぞれここ!と思った場所で採り始めました。
 私は、見分けやすくて食べやすいわらびに絞って、探し始めました。あまり見つからず、場所を変えようかと先生のところにいくと、「こんな延びて開いたのは自分は採りません」と言われて、もっとたくさんある場所へ案内してもらい、移動していきました。
 あるある、と喜んで採りはじめました。昨日から集めていた同室の方が、①「わらびのある近くに、わらびはあるー胞子でふえるから」②「1度見て、『ない』と思わないで、2度3度と見る」とご教示くださいました。なるほどその通り、次第に地面から逆Uに曲がった、でてきたばかりのものも見つけられるようになり、袋はズシリと重たくなりました。日差しも強く水分補給に気をつけました。そのうち、子どもたちはじめ大人も少しずつ終わりだしてきました。私も、もういいかな、と思い始めました。まだ1時間半もたたないうちです。1時間半歩くより疲れた感じと、満足感が大きいのは不思議でした。ハイキング、と言うのにほとんど歩きませんでした。
 バスで山の家にもどり、休憩や入浴後、昼食。こちらは、ハイキングでなくバイキング。山菜狩りの間に厨房で山菜尽くしを作ってくださったものでした。
 採ったわらび、わけてもらったうどは、家に帰る前に、ご近所の知り合いに分けてまわりました。私は、わらびは薄い塩水でのあく抜きでお浸し、うどの上の方は刻んでお味噌汁に浮かべ、下の方は簡単な煮物にしました。
 どなたか、わらびのおしゃれなレシピとか、ファンクラブでよく話題になる「うど汁」の作り方とか、ご紹介いただけるとうれしいです。

あたりの木立 

ヤグルマソウ 

レンゲツツジ

出たばかりの若いヤナギラン

ナナカマド?

コナラ?の葉の若い緑色がとてもきれい

4日の朝の妙高山北アルプス

北アルプス

イチヤクソウ

山菜取りのようす

カモシカ?がのぞきにきました

バイキングの漬物コーナー
 わらび、うどの、粕漬け、梅酢漬け

バイキング天ぷらコーナー
 ねまがりたけ、にせアカシアの花、トトキ、ヤマブドウの葉、ウドの茎と葉先、など。うどのきんぴらのお皿も。

そばコーナー
 右端に少し見えているのは、わらびのペペロンチーノ

それぞれの席のトレイには、山菜おこわ、コシアブラのおひたし、わらびや山菜をたっぷりのせたやっこ、鍋はすいとん 
    デザートは手作りよもぎもちとすかんぽジャムを添えたレアチーズケーキでした(写真撮り忘れて残念!)。