谷 和代
我が家のお正月行事も終わり、今年最初の散歩は、逗子市と葉山町にまたがる長柄桜山古墳を歩こうと逗子市の六代御前の墓から葉桜住宅まで歩いた。
六代御前とは、平清盛のひ孫で平家最後の嫡流、平正盛から6代目の平高清がこの付近で処刑されたと言われ、地域の住民が供養している。
大きな銀杏の下の六代御前の墓から坂を登り蘆花記念公園からの道と合流した先の小高い場所が第2号墳。ここは発見されたままの自然のまま、振り返ると相模湾の向こうに富士山が見える。
薄暗い樹林の中を20分ほど歩くと2023年に整備が終わった第1号墳に着く。後円墳の上からは逗子海岸、披露山、相模湾に江の島、丹沢山塊に富士山が見える。
強風が吹き寒い。富士山には雪雲がかかり山頂は見えなかった。ここから、手作りのブランコのある展望台に寄り葉桜住宅からバスで逗子駅に戻った。
※長柄桜山古墳群:4世紀後半に築造された2基の前方後円墳で、県内最大規模。国指定史跡---平成11年携帯電話の中継基地工事の際に地元の考古学愛好家によって発見され、発掘調査され、つぼ形や円筒の埴輪が出土した。
①六代御前の墓
②2号墳説明板
③自然のままの2号墳
④綺麗な1号墳
⑤1号墳の上から見た相模湾の江の島と富士山
⑥手造りのブランコ