駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

六国見山から鎌倉の山を歩く

谷 和代
 1月12日、今日は暖かいとの予報なので六国見山に行こうと出かけました。
 北鎌倉駅から権兵衛踏切を渡り、団地奥の六国見山森林公園南口から長い階段を登り、展望台に着きました。
 六国見山は、昔、武蔵、相模、上総、下総、安房、伊豆が見渡せたということで付いた名と言われています。
 今日は富士山・箱根連山、北側には横浜方面も見えました。ここから樹林の中の道を進むと「稚児の墓」があり、綺麗に掃き清められていました。(誰の墓かは不明)その少し先に六国見山山頂の標識がありますがここからは六国は見渡せません。
 左に今泉台団地の家を見ながら明月谷へ下り、奥の天園コースに登り直し、勝上岳、十王岩を通り、四辻を覚園寺方面に下ります。
 この付近は百八やぐらと言われ、斜面には沢山のやぐらを見ることが出来ます。このコースを下るのも久しぶりなので、少し奥の覚園寺(かくおんじ)にも寄ってみました。
 覚園寺は、門を入ると正面に愛染堂があり、この先の本堂などのある区域はお祈りの空間として、建物・庭木は写真・動画撮影・写生は出来ません。
 本堂(薬師堂)には、薬師如来北条義時が夢の中で薬師如来の眷属戌神伐折羅大将のお告げを受け、大倉薬師堂を建て、薬師如来を祀ったが焼失。室町時代足利尊氏が現在地に再建した)
 薬師如来の左右には日光・月光菩薩十二神将も祀られいます。天井には今年の干支の龍が描かれていました。
 他に地蔵堂や内海家(1706年手広に建てられた農家を移築したもの)。更に奥には墓地があります。
 天気が良く、少し汗ばむ感じの鎌倉でしたが余り人に会わず歩けました。
 一方、鎌倉宮鶴岡八幡宮は、いつも通り大勢の人で賑わっていました。

①六国見山森林公園・南口から登る

②ずーと古い木の階段が続きます、柵は触ったら折れそう

③今年初め見た霜柱

④展望台北側には横浜みなとみらい

⑤真ん中は箱根駒ヶ岳、右に神山と冠ケ岳、左に二子山

⑥今日の富士山

⑦掃き清められていた稚児の墓

⑧樹林の中にひっそり

➈ウツギの葉も綺麗

⑩十王岩

⑪この四辻を覚園寺に下る

⑫百八やぐら(この付近には沢山ある)

⑬いい香りのロウバイ

覚園寺(かくおんじ)

鎌倉宮山門脇のには、初春桜(河津桜)の標識

鎌倉宮