田川 由美子
九鬼山は富士急行線禾生駅から登ります。標高970mで、稜線沿いの馬立山、御前山と低山を楽しみました。
この辺りはどこからでも富士山が綺麗ですが、今日の富士山は銭湯の絵?あまりに綺麗なので紹介させていただきました。
九鬼山頂上
富士山の雄姿
北村 健治
昨週末から晩秋の寒さを感じる様になりました。
昨週はシンビジュウム、クジャクサボテン、今秋は月下美人、クラッスラ、アロエの冬囲いをしました。
8日(日)は、散策のコースを工場団地にしました。気になる蔓植物が果実を付けていました。
工場の塀の沿って散策路となる緑地に、小型の〇〇柿でしょうか? 色はいいのですが、渋柿でしょう。
工場空き地の鉄柵に絡んでいたヤマイモのムカゴ(零余子)です。一握り戴きました。
塀沿いの藪や垣根のいたるところに蔓を伸ばして繁茂するヘクソカズラ(屁糞蔓?)別名ヤイトバナ(灸花)、サオトメバナ(早乙女花)
花は小さな釣鐘型で花冠は白く内面が紅紫色で、灸の跡に似ていると言われる。左巻きの全草に悪臭があることによる不幸な正式名称である。
垣根の藪にからまっていたエビズルの果実は黒くなる前で黒真珠のように綺麗だ。葉が深く切れ込んでいるのでキクバエビズルでしょう。
空き地や垣根沿いなどいたるところに進出してくるイヌホウズキ、白い花が房状に咲いて数個の果実が垂れ下がり緑色から黒色になる。歩道の植込みの中などには、よく似た刺のあるイガホウズキもあり、いずれも最近は里山が無くなったので外来種などと共存している。
谷 和代
朝晩はだいぶ冷え込むようになり、早朝のお出かけも考えてしまうこの頃ですが、私は近場のお手軽ハイキングです。
今回歩いた鎌倉天園(てんえん)ハイキングコースはしばらく倒木や崩落で通行禁止区域が続いていて、歩けませんでしたので2年ぶりです。
11月8日日曜日、北鎌倉駅は天候もよく、大勢の人が下車しにぎわっていました。
円覚寺前を横須賀線の線路に沿って歩き、明月院を過ぎ、明月谷からハイキングコースに入りました。
前から歩いてきた若い女性2人が、「どこに行くのですか、『立ち入り禁止』の看板が出ていて通れませんので戻ります」と言う。おかしいなと思ったら、竹林の中に真っ直ぐ道があり、ハイキングコースは右の道だと教えました。
樹林の道を進み、少し行くと今泉台からの道と合流し、ゆるく登った先が建長寺からの道と合流する勝上けん展望台。展望台付近の木々は切り払われ以前より展望が良くなっていました。
今日は富士山山頂がうっすらと見えました。ここからは尾根道を行く。ところどころ崩落していたり新しいアルミの橋があったりしていました。
十王岩展望台を過ぎ、鎌倉最高地点の大平山を下り天園に到着。ここ天園には数年前まで茶店があり、飲食を頼まないと入れなかったですが、今は撤去され広場になっていました。
天園という名は、かって東郷平八郎が「天国の園に遊ぶよう」と形容したことに由来するそうで、彼の別荘名とされる「日源荘」の石碑が今も残っています。
その石碑脇を通り獅子ヶ谷に下る。ここは紅葉の美しいところですがまだ早いようです。亀ヶ淵の流れに沿って歩き、永福寺跡(ようふくじと読む)、大塔宮(鎌倉宮)、八幡宮と進み鎌倉駅に出ました。八幡宮は七五三の季節でもあり家族ずれでにぎわっていました。5歳児の羽織はかま姿が多かったように思えました。
十王岩(かながわの景勝50戦に十王岩の展望)の仏像も風化してる
天園案内板と天園(以前はここに茶店があった)
東郷平八郎の別荘、日源荘の石碑
獅子ヶ谷の獅子岩、獅子に見えますか
亀ヶ淵の流れ
風はさわやかで日差しは暖かく、ハイキングコースはのんびり歩けましたが、八幡宮や大塔宮(骨董市が開催されていた)は大勢の人出で混雑していました。
北村 健治
自宅近くや町内、工業団地などを、日々散策しています。
工場の空き地に咲いているアカツメクサ(ムラサキツメクサ・アカクローバー)
16世紀にヨーロッパで牧草として栽培化されて、18世紀にオランダから持ち込まれた帰化植物。明治時代初期に改めてアメリカから大量に持ち込まれた。時々、シロバナのものも見かける。
歩道などいたるところに初夏から咲き続けているヒメジョオン=姫女苑
春から夏に咲く、茎が中空のハルジオン=春紫苑とよく似ている。
いずれも明治維新前後に北米から渡来して、今や全国に野生化している。若芽は食用にもなり全草が薬草でもある。
熱帯(北)アメリカ原産、ほぼ全世界で観賞用に栽培、日本では北海道以外に帰化している。ウチワルコウソウ、ハゴロモルコウソウ=モミジルコウソウ、ホソバルコウソウ、マルバルコウソウなどがある。
何処にでも生えてくるオニノゲシ
ノゲシによく似るが、葉につやがあり、葉の縁に鋭い刺を持つ、ヨーロッパ原産の帰化植物。西洋たんぽぽのようにどこにでもいつでも成長して、都市近郊でのざばっている。
メキシコ原産で16世紀スペインを経て、全世界に帰化したキバナコスモス=アキザクラ・オオハルシャギク
日本には明治12(1879)年にイタリアから持ち込まれている園芸植物。