駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

低山歩き

谷 和代
 5月23日日曜日、天気が良いという予報を聞き、低山歩きに出かけました。
 今日は、中央線藤野駅下車、神奈川県なのに東京を通過しないと着けません。
 駅から日連大橋を渡って20分ほどで金剛山登山口バス停前の赤い小さな鳥居をくぐって登山道に入る。
 ジグザグに登って行くと二人の男性が登山道の草刈りをしていて、「そろそろ蛭が出始めたので注意して歩いて」と「少し登った岩のところから振り返ると藤野駅周辺の展望が良い」と教えてくれた。
 教えていただいた岩のところから振り返ると、藤野駅周辺と渡ってきた日連大橋や中央高速道が見えた。

 さらに登るくと綺麗な日連神社があり参拝をする。山頂は展望はないがベンチがは2脚あり先客がいた。
 ここから、かなり下り杉峠を右に折れ、寄り道をして鉢岡山に向かう。途中、蛇がとぐろを巻いていてこわごわ通り、山頂に着いたのに展望のない山でした。烽火台跡というので展望の良い山だと思ったのに残念。
 来た道を杉峠に戻り、再び登って先に進むと日連山に着く。ベンチがありましたが展望はありません。ここを下って登り返すと宝山。ここにもベンチがあり中央高速道の高い橋脚が見える。
 ここからは土の階段を下り、今日初めて一人の男性とすれ違う。
 ロープが取り付けられた岩場の急な下りを下りると平坦な道になり、大きく迂回するように歩いて舗装路に出て、日連神社の前を通り、日連大橋を渡って藤野駅に戻った。

f:id:komafun:20210524214252j:plainこれから行く日連アルプス、手前は日連大橋

f:id:komafun:20210524214315j:plain登り口にある金剛山神社の赤い鳥居

途中で出会った花たち

f:id:komafun:20210524214338j:plainフタリシヅカ

f:id:komafun:20210524214406j:plainモミジイチゴ(甘くておいしかった)

f:id:komafun:20210524214429j:plainイチヤクソウの蕾

f:id:komafun:20210524214453j:plain登山道途中からの藤野駅周辺

f:id:komafun:20210524214515j:plain金剛山山頂の神社

 金剛山神社は、明治30年4月11日、杉集落の大部分が焼失する大火があり、大火災を戒める為に4月11日を例祭日と定め、栃木県古峯ヶ原の古峯神社に代表が参拝し、お札を受け、そのお札を神社と各戸に配布して火伏を願っているそうです。

f:id:komafun:20210524214758j:plain鉢岡山

f:id:komafun:20210524214826j:plain宝山

f:id:komafun:20210524214848j:plainロープがある木の根の出た急な下り

 今日は低山でも風が吹いていて、樹林の中の歩きだったのでとても気持ちよく歩けました。緑の濃淡が美しくさわやかでした。  
 蛇さえ合わなければ良かったのに、これからの季節、大嫌いな蛇に会わないような山はないかしら?

日々散策20210517

北村 健治
 今晩は(5月21日)、小雨・にわか雨・お天気雨・虹と梅雨入りしたような毎日ですね。
 多くのみなさまからの清原さんへの追悼文をお待ちしています。

f:id:komafun:20210522210157j:plainアカバナユウゲショウ
 この花は、明治時代から観賞用に持ち込まれた帰化植物です。最近は路傍や公園などいたるところに自生。関東以西に分布。通称ユウゲショウとも言う。昭和初期に北米から持ち込まれたヒルザキツキミソウモモイロヒルザキツキミソウ)の仲間のように見える。白花もあります。

f:id:komafun:20210522210225j:plainヘビイチゴ
 毒ではありませんが、ドクイチゴ、クチナワイチゴの別名を持つ。多年草で枝分かれして蔓をよくのばす。空地や公園の草地などで群生し、4~6月に黄花が咲き、赤い実をたくさん付けるが美味ではない。

f:id:komafun:20210522210259j:plainナガミヒナゲシ
 地中海沿岸産、日本では1961年に世田谷区で最初に発見された。ケシの仲間ですが、ヒナゲシとともにアルカロイドを含まない。小さい種子が沢山結実し、秋に沢山発芽して、在来野草を押しのけて成長し、翌春から初夏にかけて、至る所で開花している。強い帰化植物

f:id:komafun:20210522210340j:plainミヤコワスレ
 今年は一度目の花を咲かせたミヤコワスレ(紫色)が、枝を伸ばして、再び咲き始めています。白花・桃色もありますね。

f:id:komafun:20210522210406j:plainハハコグサ(黄色)、チチコグサ(褐色)
 庭、公園、歩道の緑地などの見掛ける。

甲斐駒定点報告(2021.5.21)

平井 英明
 ここ数日は梅雨入りしたような天気が続いており、甲斐駒の姿も雲に覆われ見えません。
 先週末に田植えした田んぼには、近くのため池にいるカルガモが飛来してきました。あっちこっちの田んぼに飛来するみたいで、我が家の田んぼには久し振りの訪問のようです。(早朝や留守中に来ているかも?)
 数日前の朝は霧が深く、霧の小海線を撮ろうと出かけました。
 しかし、撮影の頃は霧も晴れてきてしまいましたが、新緑の森と小鳥のさえずりに癒された時間となりました。
 いい季節です。

f:id:komafun:20210521172527j:plain田植えを終えた田んぼ

f:id:komafun:20210521172548j:plain訪問してきたカルガモ

f:id:komafun:20210521172704j:plain畔に上がり辺りを警戒

f:id:komafun:20210521172739j:plain気配を感じ飛び去りました

f:id:komafun:20210521172757j:plain小海線

f:id:komafun:20210521172821j:plain新緑の森

駒ヶ根だより(5月)

北村 健治
 今年も、「戸台の化石」保存会は、緊急事態宣言となりまして、運営委員会が延期のまま、6月の第104回学習会も中止としています。でも、「アンモナイトだより」は、何とか発行いたしたく、準備を兼ねて、13・14・15日を、駒ヶ根滞在としました。
 南アルプス林道は、今月末より〔歌宿〕まで、バスの運行が可能になるようです。
 夏季の北沢峠までの運行を期待しています。
 13日は、国道R411を西進して、柳沢峠を越え甲斐路を抜けました。柳沢峠には数台の県外車が止まっていました。
 また、各道の駅は平日でもそれなりに賑わっていました。道の駅「はくしゅう」で昼食をすませ、14:00過ぎには駒ヶ根の山家に入りました。
 日の長い時期ですから、夕暮れまで、野良(根菜類の手入れなど)の作業ができました。
 14日も、雨降りにならず、終日野良で過ごしました。昼休みには、裏の里山で山菜取りや、花木・山草観察などと忙しい一日でした。
 15日は、午前中、伊那市長谷公民館で、岩石切断機の補修や「アンモナイトだより」発行準備などに費やし、高烏谷山1331.1mを探査して、15:00過ぎ、駒ヶ根山家に戻り、野良の片付け、帰宅のための撤収作業など、深夜には青梅に帰宅しました。

f:id:komafun:20210521165905j:plain13日柳沢峠で、花を付けたヤマモミジ。

f:id:komafun:20210521165929j:plain14日07:00ころ、駒ヶ根山家より、中ア宝剣岳を望む。雪形も幾つか現れている。

f:id:komafun:20210521165957j:plain同、 今年も本数が数本増えている、駒ヶ根自生のニホンサクラソウ伊那谷にもいくつかの自生地がある。

f:id:komafun:20210521170055j:plain昨年、駒ヶ根山家に移植した、ヒメシャガ。西日本では自生地があるようですね。

f:id:komafun:20210521170119j:plain15日、伊那市駒ヶ根市境の女沢(オナサワ)峠附近で、伸び切ったクサソテツ(コゴミ)。

駒ヶ岳ファンクラブの会員の皆さん

会長 田口計

 今月9日の夜、駒ヶ岳ファンクラブの設立者の一人の清原睦さんが逝去されました。長い闘病生活の果てでした。誠に残念です。
 葬儀は厳かに清原家のみで行われました。清原さんはクリスチャンでしたので、この葬儀はキリスト教の教義による弔いでした。
 清原家のお墓は青山墓地です。凡そ、1か月後に納骨されるそうです。納骨後、駒ヶ岳ファンクラブとして弔意を手向けます。
 後日、墓参の内容を連絡しますので、参加可能な会員はご一緒してください。

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 20周年記念集会の時の故人



副会長 北村健治

 清原さんの足跡を「駒ヶ岳ファンクラブ通信追悼号」として発行したしますので、会員の皆さんは原稿を送ってください。
 会員以外のお知り合いの方にも声掛けして戴ければと思います。

【雪形ウォッチング】

高光 民子
 日々暖かくなってまいりました。
 ブログの常連さん以外の方々も皆さんいかがお過ごしですか。
 コロナは地球規模で毎日変容した姿を私達に見せてくれています。
 私達はその姿を二つの目でどの様に見れば良いのでしょうか。
 平井さんよりご指名を頂きましたので徐々に溶けていく「富士山」の雪で遊んでみました。

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▢側・微かな陽に望みを託すイースター島の「モアイ像の横顔」
〇側・おらぁ、きえねぇぞー! 顔をかくした「ねずみ男」、ゲゲゲの鬼太郎より

散歩

谷 和代
 今日(14日)、土日の天気が悪そうなので、ジャガイモの土寄せをしようと思い、散策を兼ねて出かけました。
 金沢自然公園を抜けてひょうたん池を通り(カエルの声がうるさかった)、長い階段を登り大丸山を経て庄戸の家に行きました。
 陽射しが強く暑かったのですが樹林帯に入るとひんやりしてました。大丸山山頂は平日なのに5組ほどの方々が食事を楽しんでいました。
 畑仕事も終え、延びすぎた木の枝払いを済ませて家路に着きました。


 夜、携帯に入った平井さんからのブログ更新メールで清原さんの訃報を知り、パソコンで樹里さんからの逝去のお知らせを拝見しました。
 沢山の山にもご一緒しましたし、私たちがやっていた春のハイキングにも何度も参加していただき、庄戸の家にも田浦の家にも来ていただきました。
 駒ヶ岳ファンクラブの事務局長として活躍され、登山などの寄稿で誤字脱字を見つけていただきました。急な訃報に驚き、残念で悲しい気持ちです。
 どうぞ安らかにお眠りください。ご冥福をお祈りいたします。

 

途中で見かけた花たち

f:id:komafun:20210515213105j:plainハコネウツギ

f:id:komafun:20210515213129j:plainヤマボウシ

f:id:komafun:20210515213201j:plain例年は今頃と思っていたのに終わりかけていたジャケツイバラ

f:id:komafun:20210515213243j:plain姿は見えないけどカエルの大合唱だったひょうたん池

f:id:komafun:20210515213304j:plain大丸山山頂、うっすら見えるのは横須賀方面

f:id:komafun:20210515213328j:plainナルコユリ

f:id:komafun:20210515213353j:plainサイハイラン

f:id:komafun:20210515213416j:plain花は最初は白いのに段々黄色くなって行くスイカズラ(昔、花を引っ張って甘い蜜を吸ったことがあります。)