信州木曽 湯川喜義
例年、6月初旬は各地で開山祭があり、私は、ウエストン祭の前日の ”徳本峠越え” と八ヶ岳開山祭には殆ど行っています。
新型コロナウィルスの影響で今年は、ウエストン祭は縮小され ”徳本峠越え” は中止、八ヶ岳開山祭は中止となってしまいました。
しかし、どちらかには行きたいということで、本来ならば開山祭が行なわれる6月7日(日)に八ヶ岳の赤岳へ行って来ました。行程は、美濃戸→赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→赤岳→行者小屋→美濃戸の約8時間でした。
開山祭が行われる時は、赤岳山頂に350人くらいが集まりますが、今年は数人で閑散としていました。(この行程中で行き会った人などから推測するとこの地域で50人くらいかなと思います。)
自然は、コロナには関係なく、「ツクモグサ」、「ホテイラン」などが咲いていました。
硫黄岳と横岳の鞍部には硫黄小屋があり、この近くに「駒草神社」があり、ここで「今年も元気で山登りができますように。」と祈願しました。
山小屋はほとんどが自粛休業でした。
久しぶりの長時間の山行で、静かな山を楽しむことができました。
ツクモグサ
ホテイラン
駒草神社
赤岳頂上山荘
去年の赤岳(開山祭の時)