駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

川苔山(川乗山)登山記録

仲 徳治

  3月17日 日帰りで川苔山(「川乗山」標高=1363.2m 東京都奥多摩町)に行ってきました。  
  午前中は晴れ、昼前の頂上付近では雪、帰りの里道は晴れという天気でしたが、JR青梅線奥多摩駅から臨時バスで川苔橋(川乗橋)下車。日曜日のためバスは混雑していました。
 9時30分、川苔橋(川乗橋)から林道を歩き始めました。V字谷の両側の木々は丸裸で春は未だ先の先の様子です。

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林道周辺の様子

細倉橋で林道と別れ、右の山道に入る。此処からは山登りとなる。

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細倉橋付近の様子

 川苔谷の右岸に付いた道は意外に狭く足元が切れていて踏み外したらドボン状態。谷を右に左に木造橋を渡り返して上がっていきます。この辺りは小滝有り瀞有りで沢筋歩きを満喫しました。

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川苔谷の小滝と滝壺

 10時40分、百尋の滝に到着。渓谷美の見納め。30m位の落差があります。百尋は少々大袈裟とはいえ、交通便が良かったら新緑紅葉の頃もう一度来てみたい所です。時間的にはバス停より2時間位です。

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百尋の滝

 滝の落口まで上がると源流域となります。先ほどまでの水は何処に行ったのか、景色も変わって谷が浅くなりました。
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滝の源流域

 冬枯れの登山道、干上がった沢。石積の昔の砂防ダムを超え、勾配はかなり急でふくらはぎが引っ張った辺りで、稜線に登り上がりました。雪がちらほら降っていました。

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尾根で一服

 12時40分、川苔山の山頂に到着。四方八方白づくしの頂上で展望は無く、足早に下山する。

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川苔山の山頂

 15時、林道まで下山した。
 鳩ノ巣から上がってきた林道と思われるが、1/25,000の地図では途中で切れていました。鳩ノ巣駅迄あと1時間の道のり。

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下山した林道

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16時手前で鳩ノ巣の里に到着

山は冬でも里は春、河津桜が満開であった。
今回の山行は約6時間で13.9kmの山あるきでした。無事に行って来れたことに感謝。
以下は今回のルートマップです。
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