駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

低山徘徊-夫婦山-

木本 桂春

 今年の冬ごもり中のこと、富山県内の一・二等三角点を調査することにし、調べてみた。北アルプスの高山級には、立山、白馬岳など15点、中級山岳の2000m以下には27点、低山丘陵には22点、平地に11点で合計75点あることがわかった。(分類は橋本 廣「北越の山歩き」に準じた)
 これまでの我が山行を棚卸してみると、北アルプスは完了したものの、中級山岳は6、低山丘陵は18、平地9の計33点が残っていた。この内、低山丘陵と平地を合わせる27点は楽勝とはいえ、中級山岳の6点は慎重に登り、何とか元気な2年以内の完登を目標に決めた。
 
 今日、4月8日は越中おわらの里・八尾町の夫婦山と富山市近辺の低山、平地の海岸線に及ぶ二等三角点を4箇所踏破することにした。
まだ暗い4時半家を出る。
1.夫婦山(784m)
 富山市八尾から久婦須川の上流桐谷から登山口の小井波につく。除雪を終わった林道を車で登る。500m付近に駐車し、残雪をたどって松瀬峠へ向かう。
              
イメージ 1
松瀬峠。左が男峰、右が女峰の分岐

 三角点のある男峰へ、20mほどもある巨岩を積み重ねた山、その間を縫うように進む。

イメージ 2
あいにくガスがかかり、霧雨

イメージ 3
男峰頂上。ただ一面のガスの中展望なし

イメージ 4
下山中の楢の木、どうしたらこんな形に成長できるのか

イメージ 5
松瀬峠から女峰へ、ここは雑木の道であっさり登り下山。小井波峠付近の水芭蕉

イメージ 6
ようやく天気が回復し夫婦山が姿を見せた

2.姥ヶ谷山(182m)
 車で移動して八尾カントリークラブ内にある三角点を探索。ゴルフコースの片隅に発見した。
           
イメージ 7
姥ヶ谷山三角点

3. 森田山(172m)
 さらに富山市の市街地に移動、地図に従い、雑木を車でかき分けて三角点を発見。

イメージ 8
森田山三角点

4.魚躬(うおのみ)(4.8m)
 富山湾の海岸線に移動。堤防周辺を1時間探索したが発見できず、出なおすことにする。
イメージ 9
魚躬三角点
 たぶん左の松林にあるのだろう。
 本日の探索終わり。