駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

藍染体験

谷 和代
 やっと暑い夏になりました。コンロンアサガオも毎日20~30個くらい咲きます。
 我が町にはアーティスト村があります。それは横須賀市が「市営温泉谷戸住宅(昔、温泉が出ていたようですが現在は出ていません)」跡地にアーティストを招いてアーティスト村が出来ました。現在、陶芸家、染色家、作家が活動しています。陶芸は3回ほど体験しており、染色は今回初めての参加となります。作家はこれから執筆活動に入り、2022年10月頃本が出版される予定だそうです。
 8月2日、染色家のワークショップに参加しました。参加者は15名。今日のスケジュール説明の後、それぞれが思い思いに材料探しをし、木片、木の枝、木の葉、木の実、石などを拾い集めて、白いさらしの上に載せ、麻糸や輪ゴム、洗濯バサミなどを使って布に括り付けます。
 次に畑で栽培している藍の葉を採取して計測します。そして、ミキサーに水と藍の葉を入れて攪拌し、どろどろの液を作ります。この液をさらしで濾したのが藍汁です。
 しばらく水の中に入れて置いた布を絞ってから、先ほどの藍汁に1分漬けて引き上げ、5分空気に触れさせ、再び3分藍汁に漬け、5分空気に触れさせを2回繰り返して水洗いをします。ひもや洗濯バサミ、石や木の枝などを外して水の色が薄くなるまで水洗いして乾燥させて出来上がりです。
 自分たちで括り付けたものがどんな形に染め上がるのかワクワクしましたが、予想と違った形になったりして楽しい時間を過ごすことが出来ました。

f:id:komafun:20200806220042j:plain今日のスケジュール

f:id:komafun:20200806220105j:plain 石や木片などを括り付けた布

f:id:komafun:20200806220149j:plain栽培している藍 

f:id:komafun:20200806220219j:plain計測した藍の葉をミキサーで攪拌

f:id:komafun:20200806220248j:plainミキサーで攪拌後さらしで絞る 

f:id:komafun:20200806220340j:plain染める前に水に入れた布 

f:id:komafun:20200806220412j:plain布を入れる前の藍汁は緑色

f:id:komafun:20200806220440j:plain布を染めた後の藍汁は藍色に変わっていました

f:id:komafun:20200806220515j:plain染め上がった藍染