藤田 輝己
2021年 明けましておめでとうございます
皆様方の新年の活動報告を拝見して、私も元旦の日の行動を新年になり1週間過ぎましたが報告したいと思います。
今日は「七草がゆ」です。
毎年、元日の日は身延山久遠寺に初参りに行っています。
今年はCOVID-19の影響で参拝客が少なく参拝用のシャトルバスも走っていません。
例年山越えの裏参道を歩いて初参りに出かけるのですが、今年は正式な表参道ルートでのお参りをしてみました。
初日の出に照らされ、追われるように沈む元日朝の、有明の月。
「初日の出 有明月は 西の空」
富士川の支流の一つ波木井川、その向こうに秋に登ったコウモリ山(毛無山)を望む。
総門(そうもん)、この門から中を「門内」と呼び身延山領域になります。
毎年、自家用車の列が連なるところで、門を入ったところの駐車場もガラガラ状態。
三門(さんもん) 総門から門前町を歩くこと10分余りで、日本三大門の一つと言われている三門に着きます。
元日と言うのに人通りの無さにビックリ❕
菩提悌 三門を潜り抜けると石畳の先に、菩提悌が待ち受けています。
案内板にも書いてあるように287段しかありませんが、傾斜が半端なくきつく1段の高さもあります。高校の山岳部の練習でよく登らされました。今は毎年県下の高校陸上部の練習納めとしてこの階段を全力疾走で駆け上る映像がNHKで全国放送されていますので大晦日の日にご覧になった方もいるかもしれません。
今年は表参道コースですから登りました(汗💦)
階段が無理な人用に「男坂」・「女坂」があります。
最後の階段です。 心臓、バクバクドキンです💛♡。
登りきると左手に日本で4番目に大きな五重塔、階段の先には本堂が待ち受けてます。
本堂より伸びている紐は「結縁」 紐の先は日蓮大聖人の右指に繋がっています。
本堂天井画、加山又造画伯作の「八方睨みの墨龍」 結縁の紐が天井を通る。
その先は日蓮大聖人へと繋がる。
毎年の久遠寺への初参りですが、今年は287段の菩提悌を踏破したので、これが私にとっての初登山でしょうか。 初参りで毎年、「おみくじ」と「守護矢」を買います。
おみくじは昨年と内容も全く同じ内容の(小吉)でした。 これは良いことなのか?はたまた、進歩も退化もない、代わり映えのしない「不動の年」になるのか?
お参りの帰りは急勾配の階段は避けて、男坂を下りました。
今年1年、皆さま方にご多幸多くあることを祈念しての初参りでした。
この日の歩数は10672歩でした。