駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

静岡の旅(遠州森の・・・) 

谷 和代
 11月20日遠州の小京都と言われている紅葉名所の大洞院、小国神社、由山寺を訪ねました。
 大洞院は、遠州森の石松墓所として知られています。
 石松がちいさい頃、この地で暮らし祭礼で迷子になり、森の五郎親分に救われ、大人になって清水の次郎長の子分となった。
 子ども時代を過ごした森町にお墓が建てらた。墓石は大勢の人に削り取られ、現在の墓は建て直された3回目の物だそうです。
 小國神社は、遠江國一宮で祭神は大国主命(大黒様)。境内には家康が元亀3年1573)に大刀二降りを奉納し戦勝祈願した記録があります。天正2年(1574)に参拝の折この石に腰かけたと伝えられる「家康公の立ち上がり石」があります。(今年の大河ドラマで話題となり、新しい説明板がありました。)大勢の人で賑わっていました。
 油山寺は、薬師瑠璃光如来が目の仏様として信仰され、山の守護神、軍善坊大権現は、足、腰にご利益があり健足の神として信仰されています。

本堂前の紅葉は谷間で少し暗かった

鐘楼(「是非鐘を突いていって下さい」と言われ突いた鐘)

削られたあとが残る森の石松の墓(左)と清水の次郎長の碑(左)

小國神社拝殿

境内の宮川に架かる橋と紅葉

家康公の立ち上がり石(今年はこの御朱印もありました)

油山寺 宝生殿

天狗谷の奥の小さなるり滝

三重塔

階段を300段上がった一番奥の薬師本堂