木本 桂春
来年は長野県の諏訪大社の御柱の年で、その前年に信州と越後の国境・小谷村で薙鎌神事が7年に1回開催される。
今年はコロナ禍で一般参加はできず、関係者だけで催された。糸魚川市大久保に住む友人の伝手により、儀式終了後の9月6日に小谷村中股・小倉明神社を訪れた。
糸魚川市の根地谷の駒ヶ岳山麓の山寺から中股川に沿う道を行く。
左から駒ヶ岳、東駒ヶ岳、鬼ヶ面岳
道路のゲートを開けてもらい中俣川左岸の駐車場へ、
清掃された道を神社へ登る
入口の注連を潜る
小倉明神社と薙鎌打ちの神木、足場から神主が打ち込む
新たな薙鎌打ち込んで国境の安泰を祈願された
神社の下方に見える民家1軒
夏場に通勤で農業をしながら神社を守る。
この行事にあたっては小谷村のボランティア、諏訪市の御柱の木落とし・華乗り衆が2泊3日の泊まり込みで準備にあたった。
小谷村の国境には東の中股の小倉明神と西の戸止に諏訪神社があります。
御柱の前年に7年毎に交互に行われる。
3月に訪れた戸止・諏訪神社
薙鎌御神木
御柱の木落とし・華乗り衆
神社の薙鎌行事の段取りは御柱の木落とし・華乗りを2回経験した方々が中心で行われた。華乗り衆は御柱の最終を飾る40-50代の分別盛りの男たちです。