清水川 修
令和3年10月30日、秋田市の太平山を登りました。
仁別口から弟子帰岳経由で奥岳を目指しました。
まもなく雪が積もりますので山頂の移動ベンチを格納し、八合目の新設の固定ベンチにカバーをかける作業をしてきました。
弟子帰りの岩場
この岩場は文化九(1812)年に菅江真澄たちも登っています。標高差100mほどの急斜面に鎖を固定した岩場が三か所連続します。
真澄の描いた弟子帰り岩場の図絵
青丸の部分に案内人二人と赤丸の部分に真澄たちの一行が描かれています。
奥岳山頂から俯瞰した太平山のブナ林の紅葉
手前の赤い実はナナカマドです。
八合目の御手洗には真澄が来たこと記念する標柱が建っています。黄色いブナの紅葉が夕陽を受けて輝いていました。この辺はナメコがたくさん採れます。