清水川 修
令和3年7月15日、太平山奥岳山頂の参篭所にヘリコプターによる荷揚げが行われました。私は前日から山頂に行って草刈りや掃除をしました。午後は夕立雲が湧き出て雷鳴が聞こえ、すっかり夏山の雰囲気です。
文化九年の菅江真澄による太平山奥岳山頂の神社と参篭所の図絵です。
今も昔と同じ位置に建っています。空輸された荷物を運ぶとき、私はこの大鈴に頭をぶっつけてひっくり返りそうになりました。ヘルメットのおかげで無事でした。
14日の夕暮れです。大潟村の向こうの日本海への日没です。深夜は月も沈んでおり、満天の星空した。夏の大三角形がどこなのかわからないほどの星の多さで、素晴らしい銀河でした。
翌15日の朝で秋田市方面の景色です。風も無く絶好の空輸日和でした。
森吉山、八幡平方面です。太平山地は登山する人も稀な、白神山地にまけない山深さです。
無事に空輸が終わり、参篭所には9月中旬まで神職が常駐して宿泊可能になりました。