清水川 修
令和4年1月20日、雪寄せの景色です。
私の住む金照寺山は崖から雪を捨てることができますが、町の中心地の住宅密集地では雪の捨て場もありません。軽トラに雪を満載すると1トンほどの重さで見るからに過積載ですが、おまわりさんも何も言いません。この日は朝6時から雪よせを始めて15時過ぎまで、こんな作業を3回やりました。
満載の軽トラ
秋田市の積雪は例年の2倍以上で、50センチを超えています。
道の両脇には除雪した雪が堰堤のように積みあがっています。秋田市も横手市みたいに頑張って、深夜早朝に基幹道路の排雪をしています。除雪費の支出に秋田市長は身も切られる思いでしょう。しかし、こうなれば除雪も冬場の重要産業で、秋田県のGDPに大きく寄与しています。
道両側の雪の山
横手市は1メートル越えの積雪で、屋根の煙突が埋まってしまい、横手の家族は家の風呂に入るのを諦めて近所の温泉に行っています。
不思議なことに秋田市が大雪だと横手市の雪はたいしたことがありません。
「底ぬけの空あふぎけり深雪晴れ」
明日の句会ために先輩が投句してきました。特選票がいっぱい入ると思います。私もこんな気持ちで春を待ちます。
雄物川右岸から見た太平山