藤田 輝己
4月20日、今日は元職場に受診後、東大構内を抜けて裏手にある不忍池・辯天堂界隈を散策し、辯天堂の周りに多くの「碑」や「塚」があるのを再発見したので、紹介したいと思います。
東大構内は対面授業が始まり学生の姿は戻ってきましたが、コロナ禍による蔓延防止法の騒ぎ以降、赤門は閉ざしたままです。
閑散としている赤門。 番所横の八重桜は葉桜に・・・
青銅色の屋根が辯天堂。東叡山 寛永寺 辯天堂の参道。
参道右側に「不忍池」の碑。
参拝前に手水場でお清め、新型コロナ感染防止のため現在は「柄杓」はありません。
辯天堂全景
香炉の後ろに鎮座する、「巳成金」:身体が巳(ヘビ)の形の「宇賀神」と言う福の神
「鳥塚」
「暦塚」
「包丁塚」
「いと塚」
「スッポン感謝の塔」
「扇塚」
「ふく供養碑」
「魚塚」
「めがね之碑」 徳川家康が愛用した「めがね」が掘られており、眼鏡業界の発展に関わった人々に感謝の気持ちで建てたようです。
魚や鳥、ふく(ふぐ)、スッポンなどの生き物を、食事として人が生きるために「命」を頂いた感謝を示すための碑や供養塔です。
三味線や琴などの「糸」に感謝する芸人さん、扇、包丁、暦などを仕事や生活のために使った「道具」への感謝を込めての碑のようです。
ここには「人間以外」の碑や供養塔ばかりです。
色々なものに「感謝の心」を持つ日本人ならではの場所だと改めて感じました。
「感謝・感謝」ですね。
「駅伝の碑」辯天堂境内の直ぐ外ですが、駅伝発祥の碑です。
京都・三条大橋をスタート、東京・上野不忍池がゴールと言う東海道五十三次の宿場町を三日間で走り抜けた徒競走だったのですね。💦