清水川 修
令和4年5月15日、4日に掘り出した明和九年の年号が刻まれている石仏を、すぐ近くの登山者にも石仏にも安全でわかりやすい場所に移動しました。
江戸時代は滝の下に橋がかかっており、向かって右手の尾根に道があり、登りきったところに石仏が置かれていました。
台座は60キロくらいで本体は80キロくらいでした。背負子に載せて二人で担架のように持って5メートルごとに休息しながら運びました。重さに驚き、江戸時代の人たちは偉いと思いました。
図絵は国立公文書館DBからです。
石仏の右側面には明和九年の年号が刻まれていました。
太平山石碑群の中でもかなり古い年号です。本当に重かったです。
線香を焚きお経をあげ、チョコレートとバナナをお供えしました。石仏には初めての供物だったでしょう。
雪が消えたら毎年お参りします。