駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

栗駒山へ

伊達樹里・田川由美子
 7月6日㈯ 田川さんと2人で、栗駒山に行きました。
 梅雨時でしたが、奇跡的にこの日だけ晴れてくれて、好天でした。
 一ノ関駅からバスで須川高原温泉へ。
 宿に荷物を置かせてもらって、「須川コースから自然観察路を周回してきます。何か気をつけることがありますか?」と確認しました。

すると、
①前日、近くでクマの目撃情報がありました。今日は人も入っているし、日中は行動しないかと思うが、対策をとって歩くように。
②火山性ガスが出ていて、須川コースの方は通行禁止。
ということでした。

それで、周回コースではなく、自然観察路の往復となりました。自然観察路という名前ながら、渡渉も数か所あり、周回コースより長い距離を歩きました。
 ホイッスルを用意して歩き始めると、確かに、草がちぎられたり折られたりして、人間の仕業とは思えないような光景も数か所見られました。が、私たちは出発が遅く、そのうちに下ってくる人も多くなり、クマとの出会いもなさそうになりました。
 以下の5枚は田川さん撮影分です。

名残りが原から須川コースと山頂方面を見る。白く見えるのが火山性ガスで、このコースは通行禁止。左から回り込む自然観察路を往復しました。

ウラジロヨウラク

ハクサンチドリ

栗駒山山頂。シャッターを押して下さったのは盛岡の女性2人で、須川温泉まで一緒に下りました。山の話で盛り上がりました。

 山頂から北東方向を見る。中央の白い四角いものは笊森避難小屋。

イワカガミは終わっている、とガイドに書いてありましたが、さすが花の山で、他の花が盛沢山見られました。
以下は伊達撮影分です。

キンコウカ

名残が原の案内図 通行禁止の表示

ナナカマド ほんのり色づいて

イワイチョウ

サンカヨウ

ズダヤクシュ

ハクサンシャクナゲ

シロバナクモマニガナ

ゴゼンタチバナ

コース途中の産沼=うぶぬま

ツマトリソウ

翌朝は雨と風。合間に宿の横の源泉とシンボルの奇岩を撮りました。
 須川温泉は強酸性の緑色の気持ち良いお湯でした。