湯川喜義・平井英明
先日お知らせした南アルプスの駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳・東駒ヶ岳)の新聞記事の続報です。
山梨・長野両県の新聞で看板の設置に関しての記事がありましたので紹介します。
信濃毎日新聞の記事
山梨日々新聞の記事
前回の記事に関して、「甲斐駒の黒戸尾根参道が差し止められた」とあるが、黒戸尾根が通れない時期があったということですか?との質問を会員の方からいただきました。
私に明快な回答はできませんが、おそらく差し止められたため、数年後に長野県側からのルートが作られたと解釈できるのではと思いますが、駒ヶ岳ファンクラブの駒ヶ岳学講座シリーズⅢの「全国駒ヶ岳の歴史と民俗」(冊子)にも長野県側からの駒ヶ岳開山の記載はありませんでした。
ちなみに駒ヶ岳に登頂した記録では、頂上から縄文時代の遺物が発見されており、人が登頂したのは相当古いと考えられます。
今回は「駒ヶ岳講」という山岳信仰での開山から200年という節目での看板設置という記事で、記事についても文献資料によれば、とあります。昔から両県の地元民に、この駒ヶ岳が親しまれてきたことは事実であり、益々交流発展してほしいです。まだまだ駒ヶ岳に関する興味は尽きませんね。