木本 桂春
今回の冬の散歩・低山徘徊は「南保富士と仁王山」です。
雪が積らない、降ってもすぐ消え、根雪になって残ることなし。10日現在の我家周辺も積雪「ゼロ」、記憶にない出来事だ。
正月から山友にもらった「原 真」の本にはまって6冊読破。1970年代、高所登山の従来の大遠征隊による登り方から少数速攻型に変えてしまった。激しい山登り人生を駆け抜けた人の話。
久々に晴れそうなので近くの山に向かう、ラッセル覚悟で早朝に出る。山のすそ野に車を置き、暗がりの林道を歩く。途中からかんじきを履き、1時間で昭和の年代に廃村になった池ノ原に着いた。
残された神社。日本の山村消滅の姿です。
杉林の中をさらに1時間ようやく夏道の入り口へ着いた。
頂上からの剱岳方面。
ここから仁王山に向かう。
バージンのラッセル1時間で頂上に着く。
バージンのラッセル1時間で頂上に着く。
灌木の間から上駒ヶ岳(白馬岳)が見えるが写真にならない。
右手下方に山村集落・笹川、その向こうに日本海。
寒いので歩きながら、わずかなクッキーをほおばり下山。
ただ、白と黒の世界。なんとなく春が来ている山行だった。
ただ、白と黒の世界。なんとなく春が来ている山行だった。