駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

長野の里山を歩いてきました

田川 由美子
 連休を利用して長野県筑北の聖山(1447m)と青木村の子檀嶺岳(1223m)へ行ってきました。
 山梨県山梨市駅から友人の車で長野県に向かいました。
 麻績村の坊平登山道から聖峠を経て聖山山頂へ到着。生憎のガスの中、山頂でお昼にしましたがなにもみえません……ん? 20分ほどでしょうかガスが少しずつきれて北アルプスの全容が見え、360度の大パノラマを堪能しました。
  *麻績村の聖山登山マップは「http://www.vill.omi.nagano.jp/kanko/tour/img/527671273318_0b.pdf
 2日目は青木村の子檀嶺岳へ行きました。急登が続き、てがかり、足がかりもなく、四つん這いで山頂へ向かう。ここは松茸の赤松の山で一部は私有地です。ロープもないのは無理して来なくていいよ!(^^)
 青木村台風19号で氾濫した千曲川に近く、棚田でも有名で、棚田米は美味しかったです。
 コロナが心配ですが、GO TOの恩恵で割引もあり、ゲストハウスは4人で貸切でした。

f:id:komafun:20201123212311j:plain聖山山頂

f:id:komafun:20201123212331j:plain聖山山頂から。左が爺ヶ岳、右に双耳峰の鹿島槍ヶ岳、奥の真っ白は立山でしょうか。

f:id:komafun:20201123212420j:plain子檀嶺岳山頂

「日々散策1120」

北村 健治
 11/16夜半には青梅に帰宅しましたが、コロナ禍は一層大きな動きを示しています。
 11/18(水)は、自治会長グループでの市内研修会で、市役所と吉川英治記念館の見学をしました。
 青梅市内の多摩川沿いもなかなかの紅葉で楽しむことが出来ました。
 今年の自治会活動は集会・イベントがいずれも中止状態ですので、防災グッツなどを自治会員へ還元したり、地域の防犯パトロールや資源回収などのみを三密に注意しながら有志参加で行っています。

f:id:komafun:20201123064250j:plain市役所7階から中央マンション右に(御嶽)大岳を望むも、昼時刻になって霞んでいる。

f:id:komafun:20201123064315j:plain多摩川べりの紅葉(「おくたま路」付近)。

f:id:komafun:20201123064343j:plain吉川英治記念館の見事な紅葉。

f:id:komafun:20201123064404j:plain吉川英治記念館の庭を覆うように茂るシイノキの巨木、好味の果実が豊作で芝生一面に落下している。

 この1~2週間はことのほか暖かく、11/20ニホンスイセンが例年よりも半月ほど早く開花しました。

f:id:komafun:20201123064504j:plain20日庭で咲いたニホンスイセン(白色一重咲き)。

駒ヶ根だより(11月)

北村 健治
 11月は、13日から16日まで滞在しました。
 13日は「守屋山探索」。
 14日午前は、有志での「戸台」地区視察と化石採集、午後「アンモナイトだより」第104号発行、発送作業など。 
 15日は、駒ヶ根の山家で、落ち葉処理(燃焼)、根菜類の手入れと収獲作業など。
 16日は、落ち葉や切り枝などの処理、兄姉との昼食、午後「アンモナイトだより」第104号発行、発送作業の確認、夜半に帰宅。

f:id:komafun:20201120214712j:plain14日7時頃、駒ヶ根山家より中央アルプス剣岳千畳敷カール一帯を望む。

f:id:komafun:20201120214738j:plain14日7時頃、駒ヶ根山家付近より、南アルプス北部(東駒・仙丈・北岳)のシルエットを望む。

f:id:komafun:20201120214803j:plain14日12時30分頃、伊那市谷戸台付近より、戸台堰堤の奥に東駒ヶ岳を望む。

f:id:komafun:20201120214828j:plain15日16時40分頃、駒ヶ根山家付近より、夕日に映える中ア・宝剣岳を望む。

f:id:komafun:20201120214849j:plain15日16時40分頃、駒ヶ根山家で、大ケヤキも落葉して、今年からカラスが住処(営巣)にしている。

法華道を歩く

大塩 裕重
 法華道(ほっけみち)は、長野県富士見町若宮から高遠町非持に至る古道です。22㎞ありますが甲斐と信濃を結ぶ最短の道でした。
 身延山から法華経を伝える布教の道であり、武田軍の軍道でもありました。今回2回に分けて伊那側を歩いてきました。
 11月8日は、高遠町赤坂の登山口から。
 ここには種平小屋があり泊まれます。踏み跡は薄く、急坂に落ち葉が積もってルートを探すのが大変でした。2時間で高座岩に着きました。ここは身延山「日朝上人」が、この岩の上で七日七座の説教をされたと言われています。
 ここから急坂を下ってテイ沢を遡行し、大河原湿原でお昼になりました。
 入笠山は人にあふれていて、証拠写真を撮ってすぐ下りました。
 戸台へぬける林道から右の法華道を登りきったところが御所平峠です。あとは明るい開けた尾根を下って登山口に着きました。御所平峠からは踏み跡もしっかりしていて快適でした。
 今日の行程時間は9時間で強行軍でした。

 11月15日、高遠町芝平(しびら)から。
 こちらが本来のルートのようで道標がしっかりとあります。広いなだらかな尾根で、落ち葉の積もったフカフカの道でした。高齢者には優しい道だと喜んでいたら、だんだん落ち葉が深くなり、雪山のラッセル状態になり、疲れました。
 龍立場、厩の平、ジジババの石などいろいろな地名表示があって楽しいルートです。
 今日は前回の御所平峠に出た所でのんびりとラーメンを食べて引き返しました。5時間45分でした。こちらのルートはおすすめです。

f:id:komafun:20201118215701j:plain赤坂登山口

f:id:komafun:20201118215752j:plain高座岩

f:id:komafun:20201118215812j:plain入笠山

f:id:komafun:20201118215835j:plain御所平峠

f:id:komafun:20201118215855j:plain芝平登山口

「守屋山探索」

北村 健治
 11月に入って漸く好天続きとなり、甲斐路、信濃路はコロナ禍でも、道の駅などには外来車が賑わっていた。
 各地でクマの被害がニュースになっているが、伊那市でも商店街にはぐれ子熊が現れて大騒ぎでした。
 11月13日(金)10時50分頃、国道153号の杖突峠駐車場に駐車。身支度をして11時に歩き始めた。
 全天に雲はなく日差しも強く微風で小春日和。
 尾根筋の山道では留鳥シジュウカラが迎えてくれる。
「守屋山探索」は、2016年から3年間は毎月。2019年からは隔月で、仙丈ヶ岳害獣防護柵設置ボランティア中に急死した友人の追悼登山であったが、満5年となったので一区切りとしたいとのお想いで、東峰から西峰往復をした。
 13時10分には東峰に戻り、しばらく素晴らしい展望を楽しんだ。
 東には八ヶ岳連峰から、茅が岳・金が岳、奥秩父・大菩薩連嶺まで、南は南アルプスの北部から南部まで重なり合って見え隠れし、西は中央アルプス全景から御岳山・乗鞍岳北アルプスまで連なり、北は、美ヶ原・霧ヶ峰高原蓼科高原へと、360度が隠れるところなく眺められた。

f:id:komafun:20201118133025j:plain八ヶ岳連峰の右に甲斐路の山々を望む。

f:id:komafun:20201118133053j:plain南アルプスをを望む。中央左のピラミッドが北岳

f:id:komafun:20201118133127j:plain中央アルプス、右奥に御嶽山

f:id:komafun:20201118133150j:plain北アルプスを望む。右下に諏訪湖

f:id:komafun:20201118133218j:plain山道の陽だまりにヤクシソウ?。

f:id:komafun:20201118133242j:plain落ち葉の下で春を待つタチツボスミレ

小秀山(1982m)へ行ってきました

湯川 喜義
 小秀山は、長野県西部の王滝村岐阜県中津川市(旧加子母村)との境にある山で、 ”日本二百名山” で、 ”信州百名山” でもあります。
 山頂からは、北東方向に御嶽山を見ることとなり、見慣れた台形の形ではなく、地震の時にできた荒々しい土石流の跡や先の爆発での噴火口が直接望めます。
 また、360度の展望があり、東側の中央アルプスは木曾駒ケ岳、空木岳、南駒ヶ岳など、遠くには白山、薬師岳なども望めました。
 登山の途中には、フクロウ岩、ペンギン岩などの奇岩が多くあり、展望は望めないものの、興味が尽きない山行を楽しむことができました。

f:id:komafun:20201117141501j:plain小秀山山頂

f:id:komafun:20201117142255j:plain山頂からの御嶽山

f:id:komafun:20201117142314j:plain山頂からの中央アルプス

f:id:komafun:20201117142333j:plainキスの木

f:id:komafun:20201117142350j:plain丸窓の木 恵那山を望む

大倉山に行ってきました

木本 桂春
 11月14日、魚津市片貝川滑川市の早月川の間の東芦見尾根上にある大倉山(標高1,443m)に行ってきました。
 この尾根は剱岳北方稜線上の猫又山(標高2,378m)に続きます。
 夏は暑くて行けないので、秋も深く、涼しくなったので早月川から登りました。
 林道は落石で通行できなく、その分歩かされました。
 

f:id:komafun:20201117140228j:plain標高400mの取付き点
 頂上まで標高差1000m、きつい登りで頂上へ向かう。

f:id:komafun:20201117140300j:plain僅かな新雪の頂上

f:id:komafun:20201117140322j:plain剱岳が雲間に見える
これで満足して、老人は一生懸命下りました。